COIN TOKYO

  • 2018/08/24
  • 2018/08/24
  • コイン東京編集部 アオ

ギフトカードを仮想通貨に?!世界各地のショッピングを手軽に楽しめるプラットフォーム『Zeex』に独占インタビュー!

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この度は、ギフトカードを仮想通貨に換えて、世界規模でのショッピングを楽しむことができるプラットフォーム『Zeex』のCEO Guy Melamedさんと Head of Business Development のYaniv Barakさんにインタビューを行いました。Zeexが目指す、仮想通貨を用いたショッピングの未来とは?5年、10年先の目標を含めて具体的なお話を伺いました。




既に世界で500以上のトップブランドと提携しており、私たちは仮想通貨と世の中のプロダクトの架け橋となり得ると考えています。



―コイン東京
コイン東京へようこそ!まずは日本の皆さんに向けて自己紹介をお願いします。


―Guyさん
Zeexの共同創設者です。イスラエル出身で、小さい時からテクノロジーやデジタルラーニングなどに囲まれて育ってきました。過去に会社を運営していた経験もありますが、ここ数年はブロックチェーンにフォーカスしています。

―Yanivさん
Yanivです。2年前からプロジェクトを助けるようになり、現在はマーケティングとかビジネスディベロップメントといった分野で支援しています。仮想通貨の業界に入る前は自分の会社を3年ほど持っていて、その時にZeexで働いているある人と出会って、彼らが持つこれからの展望を聞きました。そして一緒に働こうと思いました。

―コイン東京
ありがとうございます。それではZeexについて簡単に教えてください。


―Guyさん
簡単に言えば、仮想通貨の流通を目的としたプラットフォームです。兌換紙幣を持ち合わせていなくても支払いができる、仮想通貨が今まで以上に支払い等で使われるような世界を目指しています。ゆくゆくはアマゾンとかナイキとかのオンラインショップでも使えるようになればと考えています。

―コイン東京
仮想通貨でオンラインショッピングができるプラットフォームということですね。では次にZeexのサービスの使い方を教えてください。


―Guyさん
まずウェブで私たちのアプリをダウンロードして、そこでウォレットと連携してください。その後直ぐ、自由に買い物してもらうことができます。またZeexの特徴として、ギフトカードを仮想通貨に換えることができます。これによって通貨の流動性も上がるかと思います。

―Yanivさん
ギフトカードはプリペイドマネーですよね。200ドルで何かを買ったりすることができますが、それは一つのサイトでしか使えないことが多いと思います。ですが、それを仮想通貨に変換することで、他のところでも使えるようになる。こうすることでユーザーがもっと自由に買い物を楽しむことができる。私たちはギフトカードと仮想通貨のゲートウェイになりたいと思っています。

―Guyさん
交換所などに行く必要もなければ、複雑なこともしなくていい。Zeexはその為にあります。そしてギフトカードを仮想通貨に変換する規制も現状ないので、すぐにZeexを使うことができます。ちなみに手数料はありません。既に世界で500以上のトップブランドと提携しており、私たちは仮想通貨と世の中のプロダクトの架け橋となり得ると考えています。

―コイン東京
為替等に縛られず世界規模のショッピング楽しめるという点は魅力的ですね。ですが、価格上下等のボラティリティは問題にならないのですか?


―Guyさん
何かを買う瞬間のレートがそのまま残り続けます。例えば、5000円でアディダスの商品を買ったら、それはいつまでも5000円ですよね。それを仮想通貨に置き換えることができる。

―Yanivさん
プリペイドカードはいわゆる兌換紙幣ですよね。200ドルで何かしらのポイントは買えるが、その逆はありません。

―Guyさん
世界中どこにいても、このZeexを使うことができます。地球の裏側にある何かを買おうと思うと手数料であったり、規制等のせいでなかなかスムーズに購入することができません。しかもセキュリティについても不安が出てきます。そういった問題をZeexは解決することができます。




Zeexをみんなが仮想通貨への理解を深められる仕組みにして、手軽に仮想通貨で買い物ができるような世界にしたいです。



―コイン東京
具体的なお答えを頂きありがとうございます。次の質問ですがZeexのメイン市場はどちらでしょうか?


―Guyさん
ヨーロッパ、ロシア、アメリカ。日本は特別な市場だと考えています。

―コイン東京
ヨーロッパ、日本、アメリカは大きな市場ですよね。それでは、Zeexのトークンとチームについて教えてください。


―Guyさん
名前はZeexトークンです。イーサリアムベースなので、イーサリアムのエコシステムを活用することができます。チームについてはNYのスターバックスでの商品購入動画に出ているCMOのアファン。もう一人はジーフ。CTOであり、共同創設者でもあります。いくつかの会社を一緒にやっていました。他にR&D等開発にも素晴らしい人が沢山います。


―コイン東京
現在、チームの規模はどれくらいですか?


―Guyさん
今は12人くらいです。他にも50人くらいのアドバイザーが金融や法、ブロックチェーンサイドから支援してくれています。ブロックチェーンの業界にはたくさんの壁があって大変です。

―Yanivさん
日本にもマイとケンという人がアドバイザーをしてくれています。中国とかにもいます。アドバイザー達ともすごく近い関係で、お互いに尊敬しながら活動しています。

―コイン東京
世界規模のチームでZeexを作り上げているのですね。では、Zeexはどの部分で他のプロジェクトよりも優れていると思いますか?


―Guyさん
まだ完成していないプロジェクトが多い中、Zeexは既に多くのビジネスと提携しており今すぐ使えます。そこが強みですかね。これがきっかけでもっとたくさんの人が仮想通貨に興味を持ってくれるはずです。売る側にも今まで以上にメリットがあって、Zeexを使うことで消費者と一緒にプロダクトを良くしていくことができます。

―コイン東京
既にサービスを開始している点は確かに大きいですね。Zeexが持つ今後の目標などはありますか?


―Guyさん
Zeexをみんなが仮想通貨への理解を深められる仕組みにして、手軽に仮想通貨で買い物ができるような世界にしたいです。2つ目は仮想通貨を実際のモノともっと繋げたい。このZeexを使うことによって市場が世界へと広がってほしい。このプリペイド市場はすぐにも3兆ドルの規模になる。そして最後に、その中で仮想通貨がプリペイドのインフラとなってくればと思っています。これが5、10年の目標です。現状プリペイド業界のテクノロジーは古いし入るのが難しい。この業界を変えていければと。

―コイン東京
仮想通貨を使う上で避けては通れない話だと思いますが、セキュリティの問題についてはどう思いますか?


―Guyさん
ハッカーは年々進化していますよね。だから僕たちはダブルスペンドすることでセキュリティをしっかりさせています。そのために僕たちは持続的に暗号を作っていくようなエンジンを作りました。これが仮想通貨のトランザクションやプリペイド系のお金のセキュリティをより安全にしています。

―Yanivさん
また、僕たちはギフトカードとかのサプライヤーに私たちに参加するように促しています。そうすることでセキュリティをお互いに高めることができます。

―Guyさん
私たちはこの非中央集権的なマーケットを信じています。このマーケットをより良くしていくために私たちはこの仮想通貨市場のリスクを排除していくことに注力しています。そしてワーキングキャピタルの観点から、ビジネスをしている中で困っている人達を助けられればと。ファイナンシャルサービスもトランザクションを良くするために必要だと思っています。

―コイン東京
セキュリティについてもしっかり考えられているのですね。Zeexは日本語にも対応しているのでしょうか?


―Guyさん
今後対応する予定です。現在パートナーと話しています。日本でプロダクトが認められれば世界で通用すると聞いたので頑張りたいです。

―コイン東京
日本語対応を楽しみにしています。それでは最後にこのインタビューを見てくださっている読者に向けて何かお知らせはありますか?


―Guyさん
私たちが自信を持って提供するZeexについて何か気になることがあったらウェブサイトや、テレグラム、YouTube、リンクドイン等で是非質問してください。
まだ日本語には対応していませんがサービス自体は既に始まっているのでZeexとはどういったものなのか、知って頂ければ幸いです。

―コイン東京
本日はありがとうございました。


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