「バイナンスラボ・インキュベーションプログラム」は、9月中旬にサンフランシスコで開始されます。8~10チームの初期段階のプロジェクトは、プログラムの下で10週間を過ごし、成長に向けて励みます。バイナンスラボが「初期段階のチームがプロダクト/市場に合ったサービスを構築に専念する」と説明するプログラムは12月14日を終了予定としています。
このプログラム参加企業は、10%のエクイティ(株式/トークン)と引き換えに50万ドル(約5500万円)のプロダクト開発資金が提供されます。フィアットかBNBかは不明です。メンターシップ・ネットワークコネクション・およびサポートサービスが約束されます。
インキュベーションプログラムについて、バイナンスラボのCEOエラ・ジャン氏は次のように述べています。
「バイナンスラボ(Binance Labs)はここ数ヶ月間に複数のプロジェクトに投資してきました。多くのマーケットハイプ(過度な期待)が多くの創業者の開発やローンチを妨げているのを見てきました。投資家からプロジェクトへの過度な干渉があるように見えます。」
「プロジェクトは本当に自分達が実現したい物を形成するために、より成熟したチームと会社になるために多くの援助を必要とします。」
Zhang氏は、アフリカとアジアに特に関心が高いが、他の舞台はまだ決定されていないと付け加えました。
バイナンスラボの最高経営責任者(CEO)に抜擢されたZhang氏のキャリアはテクノロジー(Google、Tencent)とベンチャーキャピタル(KPCB China)を経てきました。同氏の経験がバイナンスラボを新しい領域に導いているようです。
バイナンスは6月に、ブロックチェーン技術のインキュベーションのために10億ドルの投資ファンドを設立する計画を明らかにしました。ICO公開前のプロジェクトに必要な資金を提供することで知られており、多くの場合、独自のトークンBNBを使用します。運営はバイナンスラボに委ねられました。
これまでに複数の投資が報じられています。7月上旬には、クラウドエクイティ(資金調達)のプラットフォーム「リパブリック(Republic)」の1200万ドルの資金調達ラウンドを率いました。同月後半に、分散型デジタル資産融資エコシステム「リブラクレジット(Libra Credit)」との提携を発表し、ユーザーがBNBを担保に「仮想通貨や法定通貨」を融資できる方法を模索しています。
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