BTC/JPYの日足チャートをみていきます。8月28日よりレジスタンスラインを突破し、価格を大きく上昇させたBTC、現在の高値は79万円台ということになります。この勢いのまま大きく価格を伸ばしたいBTCではありましたが、日足チャートでの現在の79万円台という価格帯は一目均衡表の雲が存在する価格帯ともいえます。
BTCは雲にしっかりと押さえ込まれた形で本日8月30日には反落をみせました。現在の価格帯は76万円台です。8月28日以前のレンジ相場でのレジスタンスラインとなる価格帯は75万円台です。上昇シグナルを形成後、しっかりとレジスタンスラインを超えたBTCにとって、この75万円台という価格帯はしっかりと守りたいところです。
BTC/JPYの15分足チャートをみていきます。一時は79万円台まで上昇したBTCも、現在大きく価格を反落させています。BTCは既に8月28日の日本時間正午過ぎに一度下支えを起こした76万4千円台も下回っています。更に下落中のBTCに反発の値動きもみられていません。8月28日以前のレジスタンスラインである75万円台も近づいてきた現在、BTCはどこまで下がるか注目です。
高値更新後、価格を反落させているBTCですが、日本時間の9月1日午前0時には、大手仮想通貨取引所であるCMEのビットコイン先物の決済日となっています。そのためBTCは明日8月31日から9月1日にかけて再び大きな値動きをみせる可能性は十分にあるでしょう。
BTC/USDの取引比率を確認していきます。本日8月30日現在の注文量は買い注文量を大きく伸ばし、対する売り注文量は大きく減少させていることがわかります。高値である79万円台接触後、一時反落をみせ、8月28日以降のレジスタンスラインへの接触が近づいている現在、BTCの反発を狙う取引者は多く存在するのではないかと考えられます。
明日より明後日にかけて、一度大きな値動きをみせる可能性を控えたBTCは、過去のレジスタンスラインをしっかりとサポートラインに切り替えられるかどうか注目です。75万円台を大きく下回った場合、BTC市場ではロスカットの力も働き、再び大きな下落をみせる可能性も生まれるため注意しましょう。
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