COIN TOKYO

  • 2018/09/05
  • 2018/09/05
  • コイン東京編集部 アオ

オミセゴー(OMG)の開発に2つの進展!手筋プラズマ内部テストとeWalletアプリ

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Omisego(オミセゴー)は2018年Q3に、スケーラビリティを目的とした独自のネットワーク「Tesuji Plasma(手筋・プラズマ」のローンチを予定しています。また、独自ウォレット「eWallet」のPoS(ポイントオブセール)アプリの統合も計画しています。どちらも開発が着実に進行しており、OMGコミュニティはコインのスケーラビリティとアダプション(採用)のブーストを期待しています。
〇Omisegoロードマップをもとに作成 出典:公式ブログ

スケーラビリティ:Plasma開発チーム

最近のOmisego公式ブログで、開発チームはTesuji Plasmaマイルストーン(上図オレンジ)を進展できたことを伝えました。「MoreVPデザイン」と「Minimum Viable Plasma(MVP)」をリリースしました。*Minimum Viable Ploduct(実用最小限の製品)をヒネっています。

4日時点、Tesuji Plasmaは公開前の機能改善のために内部テストされています。GitHubのリポジトリで、開発者及び愛好家向けに新しいプロトコルを利用可能にしています。

今後、Tesuji Omisego(OMG)ネットワークはeWallet(上図グリーン)と統合して、ERC20トークンによる創造性と流動性フローを促進する事になります。新しいネットワークは一般的なコイン管理をサポートし、OMGコインの通常送金と預金が円滑に行われるようにします。Tesuji OMGプラットフォームが享受する競争優位性は、トランザクション・レート、手頃な価格、Omisegoブロックチェーン内での高いセキュリティレベルの維持率です。

手筋マイルストーンの初期段階は、Proof of Authority(PoA)コンセンサスを使用する予定です。PoAは信頼された参加者だけがブロックを生成する方法で、Omisegoによってバリデーション(承認)されます。Omisegoは5月9日のブログで、「PoA期間中の報酬は、後にバーンするOMGトークンの購入に使用される。供給量の減少を意味する。」と告知していました。なお、チームは最終的にプルーフオブステーク(PoS)プロトコルのOMG Plasmaへの実装を目指しています。

Tesuji Omisegoネットワークの内部テストネットは、ETHネットワークへのリンクで既に稼動。チームは安全性と効率性を確認しています。OMGコミュニティは現在公開テストを待っています!

アプリ:eWalletチームのPoS(ポイントオブセール)開発

OmisegoのeWalletチームは、実際のアプリケーション採用と流動性向上のためにモバイルアプリを開発中です。これはeWalletと対話してQRコードスキャンと、POS(ポイントオブセール)クライアントアプリケーションを使用して、支払いを可能にする商用POSシステムです。ユーザーはQRコードを提示して、支払いや預金、現在の残高を見ることができます。

これを実現するため、Omisego(OMG)の開発チームはeWalletを独立したアプリケーションに更新しました(9月4日報告)。これにより、プロバイダが同意した状態であれば直接eWalletアカウントを作成できます。今後SDKの更新などいくつかのプロセスを予定しています。

Teesuji Plasmaのリリースが予定されている事と併せて、eWalletはOMGコミュニティの目標を達成する良いエンジンとなっています。

OmiseGOチームは常にプロダクトの改善とロードマップの目標達成に取り組んでいます。8月21日の公式ブログで、OMGのeWallet開発チームは2週間毎に開発報告を実行している事をブログで説明しました。eWallet開発チームはこれまで8月3日、17日に更新。そして9月3日に最新のアップデートを報告しました。Plasma開発チームの最新ブログは8月9日、適時Githubを更新しています。


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