Outlier Venturesによると、今年は約343件の契約が成立しています。BitMain(ビットメイン)だけで4億ドルを調達、同社は株式公開(IPO)を予定しています。加えて、1億ドル以上資金調達した企業が増加。例年に比べて、件数に比べて平均調達単価が高騰しました。
合併・買収は30件、うち7件がコインベースです。Outlier Venturesはこの業界の成熟を示していると指摘します。
今年7月、トロン(TRX)はP2P共有の老舗BitTorrentを1億4000万ドルで買収。ステラ(XLR)はサービスとしてのレジャー(LaaS)事業のChain社を5億ドルで買収しています。
しかし、ICOトークンセールは2018年第2四半期に停滞。“わずか”20億ドルを調達しました。減速の要因は弱気市場であり、規制によるものでもあります。
Outlier Venturesによれば、米国は規制の枠組みは厳しいが、有利でもあると述べる。ベンチャーキャピタルとしての客観的な分析によると、アダプション(採用)の種が撒かれていると主張しています。
例えば、BitmainのWEBブラウザ企業Opera(オペラ)への5千万ドルの投資を挙げた。7月、Operaはイーサリアムウォレットが統合されたスマホブラウザを発表しました。HTCはCyptoKitties(クリプトキティズ)を搭載したモバイル端末を発売しました。
Dappの使用例は、特にユーザー離れが激しいと指摘。これらのプロジェクトの多くがまだ新しく、個人は利用習慣を形成していないと述べた。
しかし、独自のファンドを持つ取引所や、独自のファンドを持つプロジェクトなど、新しい傾向が芽生えています。バイナンスとフオビ(Huobi)の10億ドルファンド、イオス(EOS)とテゾス(Tezos)の5千万ドルのファンドを挙げています。
さらなるトレンドとして、現状ではステーブルトークンとNon-Fungible Token(ノンファンジブルトークン)がホットだという。報告書によると、この分野は急激な速度で動き続けていると述べています。
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20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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