COIN TOKYO

  • 2018/09/11
  • 2018/09/11
  • コイン東京編集部 新崎優太

ビットコイン(BTC)は徐々に相場に変化を見せ始めている、今後の価格はどう動くのか-9月11日チャート分析

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9月6日までの暴落後、レンジ相場へと切り替わった仮想通貨ビットコイン(BTC)は本日も方向感の無い値動きを継続させています。しかし暴落直後のレンジ相場と比較した場合、少しずつ変化がみられてきているようです。ビットコインのチャートを確認していきます。

暴落後の仮想通貨ビットコイン(BTC)はボラティリティの高いレンジ相場へと切り替わる

BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。9月6日に価格を69万5千円台にまで下落させたBTC、その後は72万円台をレジスタンスラインとしたレンジ相場へと切り替わりますが、9月9日にはレジスタンスラインに大きく弾かれる形で急落、下値も68万3千円台まで更新する形となりました。しかし同日には大陽線を形成、価格を71万円台までの回復をみせます。9月10日に入るとBTCは再び大陰線を形成、直近最安値である68万円台までの下落には至らない68万8千円台までの下落を起こします。ところがBTCは9月9日と同様に大陰線後に陽線を形成、本日9月11日には再び71万円台まで価格を戻す形となりました。

9月6日の暴落以降のBTCチャートはレンジ相場が続いている形となっていますが、チャートの形を見ると9月6日、9月9日、9月10日を頂点とした逆head and shoulderのパターンに捉えることができます。しかし本日9月11日のBTCはネックラインにあたる71万円台接触後、徐々に反落の動きをみせており逆head and shoulderは否定された形で終えそうです。

次に意識される点として、現在のレンジ相場内の上値は緩やかに切り下がっており、対して下値は緩やかに切り上がっている形をとっています。ペナントパターンの形成が少しずつ色濃くなってきたBTCは近々大きく動き出す可能性が高まってきました。

一目均衡表の視点からみると、本日9月11日よりローソク足の直上には一目均衡表雲が重くのしかかってきました。BTCはしばらく上昇に対して圧力を感じる形となりますが、明日9月12日には、一目均衡表は非常に薄くなる見通しとなっています。ペナントパターンも形成しつつあるBTCにとって大きな値動きをみせるきっかけとなるか注目です。

レンジ相場内に浮かび上がってきたシグナルから考えると仮想通貨ビットコイン(BTC)は今後どのような値動きをみせる可能性があるのか?

現在のビットコインは丁度、逆head and shoulderを否定しようとしている段階にあたります。上昇シグナルの否定は市場で強い不安感を生む可能性があるため注意しましょう。まずはサポートラインでしっかりと下支えされるか注目しましょう。サポートライン割れはもう一つのシグナルペナントパターンを下方向へブレイクした形となってしまい、強い下落を生んでしまう可能性があります。サポートラインは本日9月11日から12日では69万5千円台から70万円台ということになります。

更に下落後も、現在の底値である68万円台で反発をみせた場合、レンジ相場継続として再び方向感を確認する必要がありそうです。


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