BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。9月13日以降、新たなレンジ相場へ突入したBTCです。レンジ相場のレジスタンスラインは73万円台となっています。9月13日から15日にかけてはレジスタンスライン接触後も強い反発はなく、下値を切り上げながらの値動きとなり、上昇三角型のパターンを形成しました。しかしレジスタンスラインは強く、本日9月16日には遂に強い押し返しを受けます。結果BTCはそれまでの切り上げていた下値を大きく更新する形となります。大きな反落こそみせたBTCではありましたが、レンジ相場の最安値となる71万円台付近で下落を止め再び上昇方向へ動き出しました。このことよりレンジ相場のサポートラインは71万円台と考えて良いでしょう。
9月15日から16日にかけてレジスタンスラインで長く揉み合いを続けていたBTCは9月16日には反落を起こしています。長い期間レジスタンスラインでもたつく値動きは市場にとって不安感を感じる相場とも言えたでしょう。しかし下落後もしっかりとサポートラインで上昇方向への反発をみせたBTCにとって、再びレンジ相場突破のチャンスが訪れるのか注目です。
次にBTC/JPYの4時間足チャートをみていきます。現在73万円台をレジスタンスラインとして値動きしているBTC。この73万円台という価格帯は4時間足チャートにとって200日移動平均線が存在する価格帯ともいえます。
長期目線の指標となる200日移動平均線を上に抜けるということは、BTCにとって上昇トレンドへの大きな兆しとなり得る要素です。逆を言えばそれほどまでに突破が難しくなりやすい要素ともいえます。今後は長期足移動平均線を突破し、上昇トレンドへと切り替わるのか、移動平均線に押し返さる形となり、レンジ相場を下方向へ抜けてしまうのか注目する必要がありそうです。
一目均衡表の視点を考慮すると9月19日に一目均衡表雲は非常に薄くなる見通しとなります。9月14日以降、一目均衡表雲に対して下から入り込んだBTCにとって一目均衡表雲を上抜けできるチャンスが訪れるということになります。
まずは一目均衡表雲が薄くなる状況まで現在のレンジ相場を保つことができるかが問題です。移動平均線も組み合わさったレジスタンスラインに押し返されながらも、しっかりとサポートラインを今後も機能していきたいところです。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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