BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。9月13日よりレジスタンスラインを73万円台、サポートラインを71万円台としたレンジ相場を形成していたBTC。9月16日の71万円台接触後のBTCは上値である73万円台まで上昇することはありませんでした。
上昇への勢いを失ったBTCはそのまま大きく下落、結果サポートラインである71万円台を割り、69万円台まで下値をつけました。9月13日以降、BTCのローソク足は一目均衡表の雲よりも上に位置する値動きが続き、上昇ムードを形成していました。
しかし9月17日の大陰線形成によりBTCは再び一目均衡表雲を下回る形となり、下落ムードの再来を感じさせるチャートを形成しています。
BTCの注文比率も確認してみましょう。9月14日以降のレンジ相場を下抜けしたBTCは、買い注文量を減少、売り注文量を更に貯める形となっています。9月14日につけた高値93万円台のタイミングでも売り注文量を大きく減らさなかったBTC、本日69万円台まで下落させたBTCにとって売り注文量の解消はしばらく後になりそうです。
BTC/JPYの日足チャートをみていきます。BTCの長期的なチャートをみた場合、徐々に上値を切り下げてきているBTCです。
長期的なチャートでは下降トレンドを形成しているBTCですが、対する下値は大きく更新する形はみられておらず、今年の最底値である64万円台は固いサポートラインとなっています。本日9月18日現在のBTC価格は69万円台です。
レンジ相場を一時抜けたBTCは底値である64万円台まで意識されることとなりますが、日足チャートでの売り注文量を確認した場合、非常に大量の売り注文量が溜まっていることがわかります。
今年2018年の売り注文量とチャートの関連性を確認した場合、売り注文量を現在の量付近まで貯めた4月10日、8月21日以降は短期的な上昇チャートを形成しています。
注文比率を考慮するとBTCは9月13日以降のレンジ相場を下抜けしたBTCではありますが、現在からの大きな下落に対しては底が固く、売り注文量が大きく溜まっているため、今後は上昇方向へ動きやすいと考えることができます。
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