XRPの強気な値動きの原因は何か?ファンダメンタルズの視点から掘り下げます。まず、XRPの値動きと相関関係がある話題を選出します。
米国Ripple (リップル)社の待望のプロダクト「xRapid」は、来月にも商用稼働を目指すと見られています。金融機関が国境を越えた取引にXRPトークンを使用することで、より迅速かつ低価格に完了するサービスです。以前はRipple社の「xCurrent」など他のブロックチェーン・プロダクトとは対照的に、xRapidは実用されていませんでした。
xRapidのニュースは、17日正午(UTC*)にCNBCが報じました。XRPは翌日、日本のセッションに勢いが増しました。XRP / USDは0.26627ドル(29.29円)の安値で始まり、堅調なレンジで横ばいに推移。日本の20:15から21:00の45分間に、9.3%急増。米国のセッションが始まると、再び上昇してXRP / USDは0.33990ドル(36.3円)の高値を付けました。*日本時間17日21時(時差9h)
9月19日(UTC)、CoinpageがXRPを利用した支払いサービスCoil(コイル)のウィキペディア、ツイッチ、ユーチューブなどウェブの有名メディアでの統合が報じました。Coilは、元Ripple社CTO のStefan Thomas(ステファン・トーマス)氏が立ち上げた事業です。同社はウェブコンテンツ作成者がXRPトークンを使ってチップを受け取る「ウェブ収益化」アプリの最新情報を更新しました。このニュースはXRPの導入事例として脚光を浴び、強気な見通しはすでに高い水準に維持されました。
9月19日13:59(UTC)、コインデスクが米国トップ10の大手銀行PNCがRipple社のプロダクトを導入すると報じました。管理資産3,880億ドルの米国の銀行がリップルネットに加入し、オンデマンドの流動性とブロックチェーン上の送金プロセスの追跡と、即時送金を導入するという。当面利用するプロダクトは「xCurrent」であり、XRPを伴う「xRapid」ではないものの、Ripple社の将来性が一層評価されました。
XRP価格が重要な抵抗線を次々とブレイクし続けると、デイトレーダーはFOMO(1*)に駆られて、ロング・ポジションを取ることになります。数週間の下降傾向を経て、猛烈な上昇を目の当たりにし、XRPのトレーダーは強気に転じました。XRPは市場のバイ・センチメント(買い感情)を取り戻し、連れて主要なコインがプラスに転じました。
XRP/USDは0.79162ドル(87円)の最高値をつけました。以降、ペアは約27%修正して、日本の24日昼時点に0.5779ドル(75.21円)をつけています。
価格があまりにも急激に上昇したため。短期的なターゲットに向かってロングポジションを取っていた投資家が利確し始め、5月下旬のサポートライン0.54490ドル(60円)に向けて調整する可能性があります。そこをさらに下にブレイクする場合、4月初めの0.96635ドル(106.29円)への急激な上昇をサポートした、サポート線0.45627ドル(50.16円)に向けて減少する可能性があります。
弱気感情に戻っている間は、XRP/USDペアは上記の2つのサポート線を打ち消す必要があります。来月のSWELL及びxRapidのリリースによる、全体的にプラスのバイ・シナリオが期待されます。
(1*)fear of missing outの頭文字を繋いだ略語で、「見逃してしまうことへの恐れ」
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
スパーク(Spark)トークンは、近々再び大きな上昇の値動きを...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/28
カルダノ(ADA)30%超の上昇で時価総額4兆円越えへ!急落相場...
コイン東京編集部 2021/02/27
ビットコイン(BTC)は急落の値動きから揉み合い相場へ切り替わ...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/27
ネム(XEM)は上昇チャートから強い反落を形成後、揉み合い続く...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/27
イーサリアム(ETH)は長期的にも下降チャートが続くかどうかの...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/26
リップル(XRP)は弱気相場目線が強まる展開に?リップル(XRP...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/26
ビットコイン15%の反発を見せるも伸び悩み!ニューヨークダ...
コイン東京編集部 2021/02/25