BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。10月1日までのチャートではペナントパターンを形成していたBTCでしたが、10月1日のチャートでは下値を更に切り上げる動きをみせず、74万円台を下値とした値動きとなりました。下値のラインを崩したBTCはペナントパターンを否定したということになります。
更にその後のBTCは9月28日以降の下降トレンドラインで反発を繰り替えることになります。複数回に渡りトレンドライン突破を目指そうとしたBTCではありましたが、10月2日には遂に反落を起こすことになりました。
10月3日には10月以降のサポートラインである74万円台をブレイクする動きをみせます。ブレイク後のBTCには買い圧力も加わり、一時価格を回復させましたが、下落の勢いは強く、結果72万円台まで下落することになります。本日10月3日現在、BTCは72万円台から再び回復する動きをみせており、価格を73万円台まで戻しています。
BTCの注文比率を確認していきます。10月3日未明のサポートライン割れに合わせてBTCの売り注文量は大きく上昇していることがわかります。サポートラインを割った時点でBTCの上昇が一巡したと判断した短期取引者は多く存在するのではないでしょうか。短期取引者の多くは文字通り長く注文を持つことは少ない傾向にあります。そのため今後も引き続き9月28日以降の下降トレンドラインには注目です。下降トレンドラインをブレイクしたBTCに対して短期取引も多く含まれている可能性のある売り注文量は大きく解消させる可能性があります。
BTC/JPYの4時間足チャートをみていきます。本日10月3日に大きく売り注文量を伸ばしてきたBTC、その要因はサポートライン割れの他にもいくつか存在します。まず200日移動平均線割れです。10月に入り、200日移動平均線に支えられてきたBTCにとって移動平均線割れは悲観的なチャートを感じさせてしまったのでしょう。また10月3日の下落により一目均衡表雲の下抜けも起きました。このように多くの要素で下落チャート転換を示唆した10月3日、今後再び上昇シグナルが出現するのか注目です。
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