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  • 2018/10/04
  • 2020/04/30
  • コイン東京編集部 アオ

ADAコイン(エイダコイン)の今後の将来性は?最新情報からチャート・価格・取引所まで徹底分析【2020/2/20更新】

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ADAコイン(エイダコイン)の今後の将来性は?最新情報からチャート・価格・取引所まで徹底分析!-仮想通貨ニュースサイト コイン東京
ADAコイン(エイダコイン/Cardano)は、今や時価総額ランキング9位にまで上昇してきた世界的に有名な仮想通貨プロジェクトです。スマートコントラクトは、ブロックチェーンの大本命であり、優れた分散型プラットホームといえますが、この特徴はDEX(分散型取引所)やカジノには非常に相性の良いシステムとなります。この相性の良さから、オンラインカジノに利用するというコンセプトで登場したのが始まりです。
特に海外での評価が高く、Dappsプラットフォームとして大きな期待を集めるコインですが、ここではADAコインの今後の将来性や価格予想をチャートや最新情報交え徹底分析していきます。

1.エイダコイン(ADAコイン)とは

エイダコイン(ADAコイン)とは

ADA(エイダコイン)といえば、カジノコインといわれそうですが、実はカジノで利用されるというのはADAコインの戦略であり、実際に使われなければ意味がないということで、オンラインカジノ上の専用通貨とすることでADAコインを普及させようというものでした。

ADAコインのプロジェクト名「カルダノ(cardano)」とは、最強の仮想通貨を作ることを目的としており、そのためには世界中の人たちに利用してもらう必要があるのです。

2.仮想通貨エイダコイン(ADAコイン)の価格チャートから相場分析

2015年9月に初めて発行されたADAコインは、2017年末からの大暴騰相場ではプレセール価格の約600倍もの暴騰劇を演じていますが、その後は他のコイン同様に暴落相場を経験します。

2-1.エイダコイン(ADAコイン)の現在価格【2020/2/20更新】

エイダコイン(ADAコイン)の価格は、2020年4月24日時点で以下の通りです。(CoinMarketcapより抜粋)

現在価格:¥4,653
時価総額:¥120,390,889,934

2-2.エイダコイン(ADAコイン)2019年までの値動き

エイダコイン(ADAコイン)2019年までの値動き

2015年9月、エイダコイン(ADAコイン)はICO前の4回にわたるプレセールの第1期にて0.0002ドル(日本円レートで約0.22円)で募集されています。

エイダコイン(ADAコイン)のプレセールの価格は以下の通りです。(日本円は1ドル110円で換算)

第1期:0.2セント(=0.002ドル)/約0.22円
第2期:0.22セント(=0.0022ドル)/約0.24円
第3期:0.24セント(=0.0024ドル)/約0.26円
第4期:0.26セント(=0.0026ドル)/約0.28円

2017年10月に米Bittrexで上場を果たすと、価格はドルレートで0.002ドル、日本円で約2.2円となり、プレセール第1期の価格と比較すると約10倍となりました。

その後、上場取引所が増えるとともに価格は上昇し、そして迎えた2017年12月からの仮想通貨大暴騰相場では、ドルレートで1.15ドル、日本円で約126円まで大暴騰することになります。

2018年1月5日に高値をつけると、そこからは他の通貨同様に大暴落相場となり、2018年はほぼ下落し続けることになります。

2-3.エイダコイン(ADAコイン)は今後いくらになるのか~2020年に向けた価格予想

エイダコイン、ADA、カルダノ 価格チャート①-1

2018年12月に大底を打ったと思われたADAコインですが、2020年3月のコロナショックによる急落で2018年1月からの暴落以降の最安値を更新しています。


ここで注目しておきたいのは、ADAコインを含む多くのアルトコインがコロナショックで最安値を更新していますが、ビットコインは2018年12月安値に近づくことさえなかったということです。

チャートを見てみましょう。

チャートは、ADAコインのドル建て日足チャートです。移動平均線は1年移動平均線です。

最初の(左側)の黄色い矢印に注目していただきたいのですが、度々サポートラインとして機能していた1年移動平均線を2月25日に割り込んだところから急落しています。

1年移動平均線は非常に重要なテクニカル指標で、文字通り1年(365日)の平均値となり、このラインを割り込んだところから一気に投資家が弱気に転じたものと思われます。

その後、3月13日に安値を付けていますが、前日の3月12日に長大陰線(右側の黄色い矢印)をつけており、未だにこの長大陰線の中での小戻しというところです。

このまま順調に戻したとしても、レジスタンスラインとなりそうな3月12日の長大陰線を超えていかない限りは底値確認とは言えません。

仮に、3月12日の長大陰線を上抜けた場合には動きが軽くなり、上昇しやすくなります。

その場合の上値メドとしては、1年移動平均線の水準(黒色の楕円形の雲)が考えられます。
この水準には、フィボナッチ61.8%ラインも合致していますので強力です。

よく見ると、真ん中の黄色い矢印(3月5、6,7日あたり)もこのラインがレジタンスラインとなり跳ね返されています。

日本円で行くと5.500円あたりはかなり意識される部分となり、ここを抜けるためにはビットコインの急騰などの要因が必要となりそうです。

1年移動平均線を上抜けると、相場的には景色がガラッと変化しますが、これはそう簡単なことではないでしょう。

3.エイダコイン(ADAコイン)最新ニュース【2020年4月23日更新】

エイダコイン(ADAコイン)最新ニュース

ADA、圧倒的な処理速度を実現する「Hydra」をローンチ
仮想通貨カルダノ(ADA)の開発期間IOHKは、セカンドレイヤーソリューション「Ouroboros Hydra(ヒュドラ)」を正式にローンチしました。
Hydraは、カルダノネットワークのオフチェーンプロトコルで、トランザクションの処理に関するスケーラビリティ高める技術(理論上は1秒当たり100万件のトランザクション処理も可能)として開発されました。(2020年3月27日)


ADAはウロボロスBFT実装のハードフォークに成功
仮想通貨カルダノ(ADA)は、ウロボロスBFTの実装にあたる重要なアップグレードのハードフォークに成功しました。(2020年2月21日)

・大手取引所Binance、仮想通貨ADAの先物取引を開始(最大レバレッジ75倍)

Binanceは、あらたにADA/USDTの先物取引を開始しました。(2020年1月30日)

・OKcoinにリップルやADAコインら5通貨が上場
9月19日、世界最大クラスの仮想通貨取引所OKcoinは、新たに5つの仮想通貨の上場を発表しました。上場するのは、リップル(XRP)、カルダノ(ADA)、ステラ(XLM)、ジーキャッシュ(ZEC)、0x(ZRX)の5通貨です。

それぞれの通貨は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、フィアット(米ドル)で取引できるようになります。



・ウォレットと交換所サービスのAbraがADAコイン、トロン、BATのサポート開始
9月5日、仮想通貨ウォレットと交換所サービスのオールインワンアプリのAbraは、カルダノ(ADA)、トロン(TRX)、Basic Attention Token(BAT)を追加したことを発表しました。



・Bittrexの米ドル市場にカルダノとジーキャッシュを追加
9月5日、米国の世界最大クラスの仮想通貨取引所Bittrexは、米ドル市場にカルダノ(ADA)とジーキャッシュ(ZEC)を追加すると発表しました。



・カルダノ創設者チャールズ氏「ADAが最初の100兆円仮想通貨になるでしょう」
IOHKのCEOで仮想通貨ADA(エイダコイン)の共同設立者であるチャールズホスキンソン氏は、ブロックチェーンスタートアップインキュベーターのEMURGO社とのセッションで、カルダノの世界的な普及に向けた展望について語りました。



・GoogleでCardano(ADA)の検索件数が倍増
米国の世界規模の仮想通貨取引所コインベースが、上場通貨として5通貨の追跡調査をしていると発表。5通貨とは、ADA(エイダコイン)、BAT、ステラ(XLM)、ジーキャッシュ(ZEC)、0x(ZRX)で、この発表によりADA(エイダコイン)はGoogleトレンドの数値が倍増しています。

2019年3月26日
米フォーブスが「Cardano」エイダコイン(ADAコイン)が50%拡大と報じる

ビットコイン相場は4月2日の急騰がスタート時点とみなせますので、エイダコイン(ADAコイン)はその2か月前からすでに上昇トレンドを開始していました。

2019年4月14日
「Cardano」エイダコイン(ADAコイン)が、エチオピア政府とのMoU締結を公表

「Cardano」の開発組織IOHKのチャールズ・ホスキンソンCEOは、AMA(質問会)で、エチオピア政府の代表者と覚書(MoU)を締結したことを公表しました。

2019年5月13日
「Cardano」エイダコイン(ADAコイン)が、モンゴルのブロックチェーン協会とMoU締結/偽造医薬品の追跡に関してモンゴル政府と協議

2019年5月14日
Carudano創設者がプリマスと協議、世界初のセキュリティトークン・ブロックチェーン「Polymesh」を発表

「Cardano」エイダコイン(ADAコイン)の創設者でイーサリアム(ETH)の共同創設者でもあるチャールズ・ホスキンソン氏は、ポリマス(POLY)とともに、世界初のセキュリティトークン・ブロックチェーン「Polymesh」を構築することを発表しました。

米国で開催されているコンセンサスで、ホスキンソン氏が「Polymesh」の共同開発者となることが明らかになりました。

2019年6月25日
カルダノ(ADA)、テストネット「Shelly(シェリー)」ウェブサイトをローンチ

カルダノ(ADA)プロジェクトの開発において重要なステップの1つ、Shelly(シェリー)テストネットのウェブサイトが21日にローンチしました。今後数カ月のうちに多くの機能が公開される予定です。

テストプログラム専用のコードリポジトリとログがオープンになっています。今後、コミュニティと開発者のコラボレーションにより、再コーディング、ドキュメンテーションとトレーニング資料の改善、調整など、様々な工程が実施されます。

2019年7月10日
カルダノがマーケットメイカーAlgoZと提携、ADAトークンの流動性とアクセシビリティ向上を見込む

先月末、流動性プロバイダーのAlgoZ社が、カルダノ財団との提携を発表しました。両社はADAトークンの流動性の向上を目的に、マーケットメイクで協力します。

2019年9月19日
Cardano(カルダノ)開発のIOHK、スマコン・プラットフォーム「Plutus」改良版をリリース予定

ブロックチェーンCardano(カルダノ)開発企業のIOHKは、9月20日にワイオミング大学で開催されるイベントで、スマートコントラクトのモジュラー型プラグラミング・プラットフォーム「Plutus」の最新バージョンをリリースする予定です。

2019年9月29日
カルダノ(ADA)がNew Balanceと提携=サプライチェーンのブロックチェーン管理へ

カルダノ(ADA)創設者で開発企業IOHKのCEOであるチャールズ・ホスキンソン氏は、New Balanceとのパートナーシップを発表した。米国のフットウェアブランドNew BalanceはCardanoブロックチェーンを使用してプレミアム商品の供給源を追跡管理する。この取組みはパイロットで始まりグローバル展開を計画している。28日にCrypto Briefingが伝えた。

2019年11月1日
ステラ(XLM)・カルダノ(ADA)で世界165万件のホテル予約、オンライン旅行サイトTravala.comが決済導入

オンライン旅行サイトTravala.comは、ホテル予約の支払いオプションとして、カルダノ(ADA)とステラ(XLM)を追加した。

2019年11月
カルダノ(ADA) ダイダロスウォレットの使いやすさを改善=Cardano 1.7.0メインネットリリース

カルダノ(ADA)の開発組織IOHKは、「Cardano 1.7.0」メインネットリリースを発表した。このリリースは、カルダノ(ADA)のウォレット「ダイダロス」に新機能を追加し、カルダノネットワークを対応させる。

2019年12月
カルダノ(ADA)のインセンティブ付きテストネット=週末に240以上のステークプールがスタンバイ

先週、カルダノ(ADA)はインセンティブ付きテストネット参加者の募集を開始した。既に約240以上のステーキングプール、40億枚以上のADAコイン(約150億円相当)のステークが確認されている。

3-1.最新情報は公式Twitter(ツイッター)でも確認

エイダコイン(ADAコイン)は、公式Twitter上で最新情報が続々と提供されています。情報収集には是非公式Twitterで確認するようにしましょう。

4.ADA(エイダコイン)の特徴について

ADAコインの目標は最強の仮想通貨を作成することであることは先に述べたとおりですが、具体的には、ビットコインの問題点であるPoSの改善、また、イーサリアムが持つスマートコントラクトの改良(改善)することを目標としています。

ADA(エイダコイン)の特徴について

4-1.チャールズホスキンソンがファウンダーの1人

ADA(エイダコイン)が公開早々に世界的な取引所に上場したり、これほど短期間にメジャー通貨の仲間入りした最大の理由が、世界的な天才数学者といわれるチャールズ・ホスキンソン氏がファウンダーの1人となっているからです。

ADAコインの開発組織であるIOHKは、イーサリアムの共同創業者であったチャールズ・ホスキンソン氏が率いています。イーサリアムで培ったノウハウをADAに注ぎ込むことが考えられますので、イーサリアムを超えるのではと期待されているのです。

4-2.ウロボロス計画

ウロボロスの計画では、ADAコインにPoS(Proof of Stake)のコンセンサスアルゴリズムを導入します。ビットコインやイーサリアムが採用するPoW(Proof of work)では、膨大な計算力が必要とされるため、電気代や専用計算機などコストがかかるという問題がありました。

これに対して、PoSでは次のマイニング報酬の獲得権利を持つマイナーをランダムに選びます。このランダムな選び方には法則性があり保有枚数の多い人ほど選ばれる可能性が高くなっています。

早い者勝ちのPoWとは異なり競争する必要がありませんので、結果的にPoSでは消費電力を削減することができます。

4-3.ダイダロスウォレット

ダイダロスとは専用のウォレットのことで、ADAでは様々なオンライン上のコインを安全かつ迅速に送金できるシステムを実現しています。

カジノには胴元が存在し、建前は別としてもその気になればオーナーはどうとでも操作することができます。相対取引のFX投資などでも同じことが言えます。ところが、カルダノを利用することでフェアなカジノが実現でき、そこで使われるのがadaコインです。

もちろん、カジノだけで使うのが目的ではなく、ADAコインでは世界中で30億人の財布になることを目指して開発が続けられています。日本人には想像もできないでしょうが、世界には身分証明書を持たない人がおよそ30億人存在しているのです。

日本人は当たり前に日本円で銀行に貯金したり送金したりしていますが、世界の多くの人々は銀行が信用できなかったり、その前に政府の発行する通貨を信用していなかったりするのです。

4-4.Plutusについて

ADA(エイダコイン)では、柔軟性の高いスマートコントラクト「Plutus」により、複雑で高度な契約内容も瞬時に記録することができます。また、通常のコンピューターの1億倍もの処理能力を持つといわれる量子コンピューターによるハッキングにも耐性があるといわれています(量子耐性)。

仮想通貨全体も将来的な問題として、量子コンピューターへの耐性というものがあります。

これに対して、ADAコインでは「BLISS署名」と呼ばれる機能を導入する予定となっており、このBLSSL署名とは、量子コンピューターに対する暗号技術であり、計算をすぐに終わらせない仕組みとなっています。

4-5.独自のブロックエクスプローラー

ADA(エイダコイン)には、ブロックチェーン上のトランザクションの履歴確認ができる独自のブロックエクスプローラーを搭載しています。

基本的にADAコインに関するトランザクションはブロックチェーン上で公開されていますので、このブロックエクスプローラーを利用することで特定のトランザクション情報を簡単に検索できるようになっています。

閲覧可能な情報とは、ADAコインの送金金額・送金者アドレス・トランザクション日時等となります。

4-6.開発体制

Cardanoプラットフォームは暗号通貨プロジェクトとして、プロジェクトの成功のために、3つの独立した機関(プラス1)によって成り立ちます。

Cardano Foundation(カルダノ財団)


カルダノ財団は、プロトコルの監督機関/教育機関としての役割を担っており、カルダノのテクノロジーとアプリケーションを規格化し。保護しながら発展させるという使命を有してます。

IOHK(Input Output HongKong)


IOHK(Input Output HongKong)は、チャールズ・ホスキンソン氏とジェレミー・ウッド氏によって2015年に設立された暗号資産業界をけん引している研究開発会社であり、革新的なP2Pテクノロジーを用いて金融サービスを広く提供するという目的を有しています。

2020年まで、Cardanoプラットフォームの開発を担うという契約を結んでいます。

Emurgo(エマーゴ)


Emurgo(エマーゴ)は、カルダノ・エコシステムを構築するベンチャー企業であり、分散化されたブロックチェーンエコシステムでビジネスを行う企業などの支援/開発などの手助けするという役割を担います。

Emuagoの本部は日本に設置してあり、研究開発はフィリピン、韓国、ベトナム等で行われています。主な2つの投資方法に特化しており、スタートアップ企業への直接投資と、ビジネス革新を希望するビジネスパートナーの育成を行います。

Emurgo HK(エマーゴ香港)


Emurgo HKは、Cardanoのベンチャー企業で、このプロジェクトを世界最大のスマートコントラクトプラットフォームにするという目標を掲げます。

4-7.メタップスと提携しデビットカードをリリース

2018年12月には、すでに韓国メタップスプラスとEmurgoはプリペイドカルダノ(ADA)カードをリリースし、韓国の大手コンビニなど33,000か所以上のオフライン加盟店でADAを利用することができます。

日本でも、お笑い芸人「たむけん」さんの焼き肉店で、ADA決済できることが正式に発表されており、日本国内におけるADA決済の第1号となります。

メタップスは、国内メガバンクである三井住友・三菱UFJ・みずほの3行とスマホ決済システムの利用で合意したとも報じられており、日本でのADAデビットカードのリリースも期待されます。

4-8 仮想通貨ADAで決済できるサービス「ADApay」をローンチ

カルダノ財団は、仮想通貨ADAで決済できるサービスとして、2019年11月末からあらたに「ADApay」を開始しました。

「ADApay」は、企業向けフィンテックプラットフォームを提供するCOTIとともに開発しました。

この決済サービスは、支払いはQRコードを読み取る方式となり、決済方法を日本語で解説した動画も用意されています。

支払い後は、ほぼリアルタイムで法定通貨に両替して加盟店の口座に入金される仕組みで、対応している法定通貨は35種類となります。

5.エイダコイン(ADAコイン)今後の将来性について

以前は、メインネットが完成していないコインとして唯一、仮想通貨時価総額ランキングトップ10入りしていたADAコインですが、昨年6月からの下落相場では逆にそのことがネックとなったのか、トップ10から脱落し13位あたりに位置しています。

2020年初頭から相場が動き出した感のある仮想通貨相場ですが、その中心は14兆円を超え仮想通貨の時価総額でシェア65%をこえるビットコインであり、アルトコインはビットコインの動き次第というところです。

このことは、ビットコイン先物市場の充実してきたことを要因とする、機関投資家の参入してきているのではと考えられています。

機関投資家は、リスクヘッジとしてゴールド(金)同様にビットコインに分散投資していると思われますが、いずれにせよ時価総額の面からはビットコイン以外の仮想通貨には本格的な投資はしばらくしてこないでしょう。

つまり、ADAなどアルトコインが本格上昇するためには、個人投資家が仮想通貨相場で活発に動く必要があります。

その点で日本の株式市場で面白い事実が発生しています。

2020年3月、ネット証券の口座開設数が過去最高に伸びたそうです。

これは、3月に発生したコロナショックによる暴落した市場に、投資チャンスと見た個人投資家が大量に参入してきたことを示しているのではないでしょうか?

事実、マザーズ市場は個人投資家の売買が急増し大活況を呈し、非常に強い上昇トレンドが発生しています。

現在、仮想通貨相場が底堅い動きをしているのも、このことに関係しているのかもしれませんね。

個人投資家が動き出すと、アルトコイン市場も活況を呈することになるでしょう。

アルトコインが動き出すとき、ADAコインは大きく注目されることになりそうです。

5-1.エイダコイン(ADAコイン)のロードマップ・アップデート予定

5段階のロードマップが公開されており、各メインアップデートには人名(詩人)がつけられています。

Byron(ベース技術開発)


最初の開発段階は、イギリスの詩人が由来のByron(バイロン)です。

約3年以上の研究開発の末、Cardano(カルダノ)が公開され取引所対応の機能拡張やユーザーに問題報告する「ログ送信メカニズム」が作られました。

また、Cardano(カルダノ)や公式ウォレットの使いやすさの調査が行われ、それをもとに機能拡張がデザインされました。

Shelley(非中央集権化)


開発第2段階のShelley(シェリー)はイギリスの詩人が由来となっています。

Shelley(シェリー)では非中央集権化をテーマとした開発段階であり、技術が完全に分散された自立システムに成長させました。

Goguen(スマートコントラクト機能の統合)


3段目の開発は、アメリカの計算機科学者が由来のGoguen(ゴーガン)です。

Goguen(ゴーガン)ではスマートコントラクト機能の統合を予定しており、サイドチェーンの実装や独自のスマートコントラクトの実装を行います。

Basho(パフォーマンスを中心とした改良)


第4段階は、日本の「松尾芭蕉」が由来のBasho(バショウ)です。

Basho(バショウ)では、パフォーマンスや安全性、拡張性に焦点を当てていく予定です。

ウロボロスやPlutusといったエイダコイン(ADAコイン)の独自機能やネットワーク層部分の改良をしつつ、アップデートなどのシステム変更がある際にユーザーが投票という形で関わることができるようにする予定です。

Voltaire(拡張性及び保証性)


最後の開発段階がフランスの哲学者が由来のVoltaire(ヴォルテール)です。

Voltaire(ヴォルテール)では財務システムの導入とともに、拡張性や保証性に焦点を当てていく予定です。

【最新情報】
2020年2月、仮想通貨カルダノ(ADA)の開発組織IOHKは、ウロボロスBFT(Byronメインネットのコンセンサスアルゴリズム)の実装にあたる重要アップグレードのハードフォークが成功したことを発表しています。

今後の予定としては、オープンな委任機能を導入するShelleyメインネットの実装が控えています。

6.エイダコイン(ADAコイン)が買えるおすすめの取引所

エイダコイン(ADAコイン)が買えるおすすめの取引所

将来が期待されるエイダコイン(ADAコイン)ですが、どの取引所で購入可能なのでしょうか?

オンラインカジノが出発点となるエイダコイン(ADAコイン)は、日本人にも大人気の暗号通貨ですが、残念ながら、日本の取引所では購入することができません。

従って、日本の取引所でビットコインもしくはイーサリアムを購入し、海外取引所に送金したうえで購入します。

Binance


今や世界ナンバー1ともいわれる、短期間で最大手取引所に成長したBinanceでエイダコイン(ADAコイン)を購入することができます。

他にも、Huobi、Bittrex、HitBTCなど多くの海外取引所に上場していますが、取引手数料の安いBinanceがおすすめです。

以前は、日本語対応していたBinanceですが、金融庁の指導により日本向けサービスは展開されていません。英語での利用は可能です。



Bitmex


現物トレードよりもFXでレバレッジをかけてトレードしたいという人におすすめなのはBitmexです。ここ数か月人気急上昇中で、取引高も急増してきています。

FXトレードでは、海外FX(外国為替)並みの利便性の高いサービスが提供されており、追証ゼロシステムまで提供されていますので、少額の資金でリスク限定してトレードすることが可能です。

7.まとめ

まとめ

一時期の勢いは感じられなくなりましたが、世界最大規模の仮想通貨取引所Binanceで先物取引が開始されるなど、世界的には人気の高いADAコインです。

ちなみに、仮想通貨格付けランキング(Weiss Ratings)の最新盤では、B-評価を受けており、B₊のビットコイン、イーサリアム、B評価のアイオータ(IOTA)につぐ第3位グループにリップルなどともに位置しています。

Binanceはじめ海外の大手取引所の多くで取り扱われていることからも、その人気の高さがうかがえますが、日本のあの取引所にも上場の噂が飛び交っているようです。

噂が本当になれば、価格は跳ね上がる可能性もありそうです。

いずれにせよ、今のビットコイン相場では人気が分散しがちとなるアルトコインであり、そのためADAコインも安値水準にあります。

安いところでは買っておきたいコインの一つですね。
















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