XRP/BTCの2時間足チャートをみていきます。9月21日に上値を0.00011BTC台まで大きく更新させたXRPはその後強い反落を受けます。長い上ヒゲを伴ったローソク足以降は0.000093BTC台まで再び上値をつけていることもわかります。この0.000093BTC台という価格帯は9月30日にも反発を受けている価格帯であり、現在のXRPのレジスタンスラインということになります。
SWELLが開催された10月2日、3日前後のXRPの値動きとしては、10月1日から下落チャートとなっていますが、その下落幅は小さく、9月21日以降のレンジ相場範囲内といえるでしょう。更にSWELLを終えた本日10月4日のチャートでもXRPは未だ大きな下落はみられておらず、レンジ相場を継続させています。
XRPの現在のチャートでは、上値を0.000093BTC台として下値を切り上げてきている上昇三角型のペナントパターンに近い形となっています。今後、ペナントパターンが完成した場合、XRPは更なる上昇を迎える可能性が高まるということになります。
意識していきたいポイントとして、今後のXRPは下方から200日移動平均線が登ってくる状況となっています。XRPが今後も切り上げている下値を守れた場合、200日移動平均線に押し上げられた形で上放れするシナリオも頭に入れておく必要がありそうです。
ここで考えていきたいポイントとして、XRPにとっての大イベントである「SWELL」終了後にも関わらずXRPが下降するリアクションを全くしていないという点です。上記はXRP/USDの買い注文量チャートです。
XRPの買い注文量では、9月中旬に起きた暴騰のタイミングで急上昇させていることがわかります。しかしその後のXRPは買い注文料を大きく増減させながら、減少傾向に至っています。更に10月に入るとXRPの買い注文量は減少の一途を辿っています。買い注文量から考えた場合、現在のXRPはSWELL以前から織り込み済みの売り注文量解消が成されているのではないかということも考えられます。
徐々に減少してきたXRPの買い注文量ではありますが、暴騰した9月21日以前の買い注文量と比較するとまだまだ溜まっている状況です。SWELL直後ということもあり、市場ではまだまだ買い注文を決済するタイミングを見計らっている取引者も多く存在するでしょう。チャートでは上昇シグナルのパターンも形成されていますが、市場は非常に敏感な時期に来ていると思います。
突如出現する大陰線に対して、短期取引者の決済も多く誘発される可能性もあるため注意しながら取引をしていきましょう。
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