ETH/BTCの4時間足チャートをみていきます。10月3日未明にはそれまでのチャネルラインを下抜けしたETH、チャネルライン抜け直後は再びチャネルラインに入ろうとする動きもみられましたが、チャネルラインの下弦が反発に働き押し返されてしまいます。結果上昇時のローソク足はほとんど実線を持たない上ヒゲのローソク足を形成することになりました。
長い上ヒゲを伴うローソク足形成後のETHは大きく下落を開始します。10月に入ってからのETHはチャネルライン、一目均衡表雲、200日移動平均線と多くのテクニカル指標を下回る形となりました。弱気相場と感じられる現在のETH、本日10月5日までの下値は0.033BTC台となり、現在のサポートラインと認識することができます。
次にETH/BTCの4時間足チャートをみていきます。10月3日の大陰線を形成した後のETHは上値を200日移動平均線に押さえ込まれた形で値動きを続けています。ETHにとって、今後注目する点は、この200日移動平均線を突破するのか、現在のサポートラインである0.033BTC台を更に下回ってしまうのかという点です。
このまま移動平均線に沿うようにして上値を切り下げていく場合、ETHには下降型のペナントパターンが形成してしまい、下離れの可能性が上がってしまうため注意しましょう。
ETH/BTCの日足チャートをみていきます。9月12日に長い下ヒゲを伴ったローソク足の形成後、大きく上昇方向へ向かい出していたETHでしたが、9月22日以降下落方向への値動きが続きます。そんなETHには9月12日からhead and shoulder形成の可能性が出現してきました。
現在は0.033BTC台でサポートされていますが、今後サポートラインを割った場合、次に意識されるポイントはこのhead and shoulderのネックラインということになります。
9月22日以降下落傾向となり、弱気相場へと切り替わっているETHにとって、head and shoulderの形成は大きな下落を起こす可能性があるため注意が必要です。逆に現在のサポートラインや、ネックラインで反発を起こした場合、head and shoulderの否定ということになり上昇方向へ動き出す可能性も高まりますので、注目しましょう。
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