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  • 2018/10/06
  • 2018/10/06
  • コイン東京編集部 アオ

「ビットコインは底を打ちつつある」―米Blockchain Capitalのスペンサー・ボガード氏

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10月5日、ブロックチェーン・キャピタル(Blockchain Capital)のパートナーSpencer Bogart(スペンサー・ボガード)氏は、CNBCのインタビューで、「ビットコインは底を打ちつつある」と述べました。

Bogart氏は、ビットコインの価格がほとんど動いていないにもかかわらず、「今週が素晴らしいニュースが届いた」と主張しました。
〇BTCの1週間の価格推移 出典:コインマーケットキャップ

「ブル(強気)市場のピークにあった昨年末にかけて、バッドニュースはほとんど市場に影響を与えていないようだった。今、私たちはその反対側を見ています。この1週間に素晴らしいニュースが届いた。TD 、Ric Edelman、イェール。しかし価格にはほとんど影響していない。これらは重要な構成要素であり、より多くの機関投資家の資本をこのスペースにもたらすことになる。」(1*)

司会者は、イェール大学が暗号ファンドに投資するのではなく、直接いくつかの暗号通貨に投資したほうが、もっと強気になるのではないか?と質問しました。ボガート氏は以下のように答えました:

「その通りです。直接投資すれば、恩恵を得るだろう。だがそれは次のステップだ。今のところ、勝者となる(直接投資する)にはまだ不確実性がたくさんあるのだと思う。だから、ファンドに投資する方が(彼らにとって)理にかなっています。また、彼らにとっては、カストディアンや会計士に対処する準備が整っていない。そうでなければ、もう少し違っていただろう。」

司会者は「価格の推移において、次の素晴らしいカタリスト(価格上昇に作用する話題)は何だと思いますか?」と聞くと、ボガート氏は以下のように答えました。

「ビットコインは最高値から約70%ダウンしています。ビットコインは底を打ちつつあると思うし、暗号通貨市場の残りの部分もそうだと思う。少し時間がかかるだろうとは思うが、これらのニュースのそれぞれが、次の強気相場の時に燃え上がる焚き火に投げつける薪のようなものです。」

ボガード氏のビットコイン価格に関するコメントはファンドストラット(Fundstrat)社の最近の調査の機関投資家の回答を裏付けています。その調査では、24の機関の回答者のうち、54%のビットコインが既に底をついていたと回答、13%は2018年末までに底を打つと応えました。

(1*)解釈
「ブル(強気)市場のピークにあった昨年末にかけて、バッドニュースはほとんど市場に影響を与えていないようだった。今、私たちはその反対側を見ています。この1週間に素晴らしいニュースが届いた。TD アメリトレードは新しい暗号通貨取引所ErisXに投資した。ウォール街のアドバイザリーRic Edelmanは資産管理会社Bitwiseに加わった、そしてイェール大学は暗号通貨ファンドに投資している。しかし価格にはほとんど影響していない。これらは重要な構成要素であり、より多くの機関投資家の資本をこのスペースにもたらすことになる。」



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