(TraidingViewのBTCJPYチャート)
BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。9月29日以降レンジ相場を形成してきたBTCでしたが、レンジ相場内の上値及び下値は徐々に収束する形をとっており、大きな値動きをみせる兆しであるペナントパターンを形成しつつありました。10月6日には一時下降トレンドラインをブレイクする形をとりましたが、その上昇は限定的であり、結果再び下降トレンドラインを下方向へ抜ける形をとります。
更にその後も下落を続けたBTC,10月10日には上昇トレンドラインを比較的大きく抜ける形をとりました。この時点では下値を72万円台まで下げることになります。9月29日以降のレンジ相場内での最安値ということになり、一つの決算ポイントを迎えたということになります。
最安値まで下落したBTCはその後反発の動きをみせますが、10月10日に抜けた下降トレンドラインの一まで上昇は届かず再び72万円台へ接触、BTCはそのまま勢いよく更なる急落をみせることになりました。
本日10月12日時点で、BTCの下値は68万円台まで下がっています。一度68万円台まで下落したBTCは反発の動きもみせましたが、その上昇は限定的であり、二度目の下値接触を既にみせている段階です。
BTCの注文比率をみた場合、本日の急落にてこれまで貯められてきたBTCの買い注文量は一気に解消される形をとりました。対する売り注文量は更に貯めていることがわかります。
レンジ相場を下方向へ大きく抜けたBTC、今後更なる下落の可能性は高いのでしょうか?BTC/JPYの週足チャートをみていきます。本日10月12日につけたBTCの下値は68万円台です。この68万円台という価格帯は2018年での値動き内にて数回に渡りサポートラインとして機能してきた価格帯といえます。しかし現在の価格から少し下がった価格帯、64万円台にももう一つサポートラインとして多く機能してきた価格帯は存在します。
2018年のチャートを踏まえた場合、BTCの更なる下落の可能性は十分に残されているといえるでしょう。しかし64万円台という価格帯に接触したBTCは、週足チャートでみた場合、ほとんど実線を残すことはなく、その後反転チャートをとっています。
更に現在多く溜まっているBTCの売り注文量まで考慮した場合、今後64万円台まで下落する動きがみられたとしても、大きな反発の可能性が高まるということになります。そのため短期チャートにて弱気相場を今後形成した場合も、長期的には強気相場に切り替わる可能性は大きいと判断しても良いでしょう。
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