COIN TOKYO

  • 2018/10/16
  • 2018/10/16
  • コイン東京編集部 新崎優太

アップル共同設立者スティーブ・ウォズ氏がブロックチェーンベースのファンドに参画

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故スティーブ・ジョブズ氏と共同でアップル社を設立した事で知られるSteve Wozniak(スティーブ・ウォズニアック)氏がブロックチェーン(BC)ベースのベンチャーキャピタルを設立しました。Wozniak氏が共同設立者として参画するベンチャーキャピタルファンドEQUIグローバルは、BCをバックエンドに構成されています。

“非”機関投資家がベンチャーキャピタルに参加

Steve Wozniak氏が参画するEQUIグローバルは、ベンチャーキャピタル(VC)業界を混乱(ディスラプト)させることを目指しています。同社が発行するエクイトークン(EquiToken)がEQUIファンドへの投資ツールとなります。

“非”機関投資家はトークンを購入してベンチャーキャピタルファンドに投資。トークンは仮想通貨取引所に上場され、投資家の任意で売却する機会を得られます

重要な点は、一般投資家にとって投資制約が無く、流通市場で流動性が確保される仕組みです。エクイトークンは、イーサリアム・プラットフォーム上に構築されます。

EQUIグローバルはスコットランドの投資家Doug Barrowman氏と共同設立者のBaroness Michelle Mone OBE氏によって設立されました。Wozniak氏は同社に創業メンバーとして参画。投資対象の技術企業を選定する点で貢献している、とVerdict氏は語っています。

「私は毎日アイデアを投げかけられてきました。実際、何十というアイデアに常にノーと答えてきた。これはアップルをSteve Jobsと共同設立して以来、20年ぶりです。私は実際にそう言いました。...参加したいと。私は本当にEQUIを信じています。」

EQUIグローバルは、ブロックチェーン技術企業をサポートして資金を提供するゲームチェンジャーであると信じている。EquiTokenのデジタル通貨を使用したブロックチェーン駆動モデルを、他のベンチャーキャピタル企業が模倣することを期待しています。

EQUIグローバルの投資先は80%がテック企業であり、残りの20%は不動産や芸術などの産業です。Wozniak氏は、技術企業にフォーカスしている理由について以下のように説明しました;

「市場には素晴らしいアイデアが沢山あります。私は座って考えます『何をすることができるだろう?』と。通常は『私たちの現在の生活に関わるのか、またそれをいかに修正したり、根本的に変えるのか?』と考えても、私は多くの答えを考えつかない。

しかし、それを他の人たちと実行すると、ほとんど誰もが一つは、『ワオ、それは思いつかなかった。』という答えを持っています。そして技術分野に多かったのです。」

ウォズニアック氏は、新スタートアップの差別化を図るため、そして他の多くの人たちに役立つために、EQUIグローバルに共同設立者として参加しました。

今年6月、ウォズニアック氏は、ビットコインが純粋なデジタルゴールドであり、ブロックチェーンは今日、バブルの兆候をすべて示していると語りました。5月に開催された技術会議では、ビットコインとブロックチェーンが「次の大規模なIT革命」であると述べました。


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