(TraidingViewのETHBTC 4時間足チャート)
ETH/BTCの4時間足チャートをみていきます。10月11日から12日にかけて大陰線を形成したETH、下値を0.030BTCまでつけた後はレジスタンスラインを0.032BTC台として本日10月21日まで値動きを続けています。10月12日以降新たなレンジ相場へと切り替わったETHですが、そのチャートの形は下値を徐々に切り上げていることが分かり、上昇型のペナントパターンを形成しつつあることがわかります。
レジスタンスラインに接触した直近日である10月17日ではレジスタンスラインと同時に一目均衡表の雲にも接触する形となり、強く上抑えとして働きました。その後の反落は比較的大きなものとなり、下値を0.030BTC台までつけています。
本日10月21日の値動きではレジスタンスラインへ接触する前に、一目均衡表の雲に接触する形となります。今後のETHはレジスタンスラインまで上昇することができるのか、一目均衡表の雲に抑えられる形をとるのか注目です。雲に抑えられた形となり、レジスタンスラインまで上昇することができない場合、これまで形成されていた上昇型のペナントパターンが形を変えていくことになります。また一目均衡表は10月24日以降は更に下に広がる見通しとなり、レンジ相場からの上放れする可能性が低くなることになります。
現在の価格帯から一目均衡表雲内に入り、レジスタンスラインへ接触した場合、上昇型のペナントパターンは継続することになります。また一度雲の下弦を超えたETHはある程度強い上昇への力を有している可能性があるため、レジスタンスライン近辺での値動きには注目しておきましょう。
ETH/BTCの日足チャートをみていきます。時間足チャートでは上昇型のペナントパターンを形成しているETH、日足チャートでのMACDでは本日10月21日にMACDがシグナルを上に抜けるタイミングとなっており、上昇型のペナントパターンが上に放たれる可能性を高めてくれるシグナルを示しています。仮にレジスタンスラインを上方へ抜けた場合、次に意識される価格帯は0.032BTC台ということになりそうです。また長期足でのETHチャートでは10月26日から27日にかけて大きな対称型のペナントパターンを形成しつつあることがわかります。長く下落チャートを形成しているETHにとって大きく上に放たれるチャンスを控えたETHは、現在の下値ラインをしっかりと保っていきたいところです。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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