リップル社が木曜日に発表した「Q3 2018 XRPマーケットリポート」によると、同社のQ3のXRP売却額は1億6,333万ドル(約182億9,296万円)で、前四半期の7,353万ドルに対して122%増となりました。なお、第1四半期(Q1)のXRP売却額は1億6,770万ドルでした。
Q3の売却量の60%(9,806万ドル)は、Ripple子会社のRippleⅡによる機関向けの直接販売が占めており、Q2の1,687万ドルに対して481%増加しました。プログラムを通じた売却額はQ3に6,527万ドル、この売却量は市場全体のXRP取引量の0.172%でした。また、Q2の5,666万ドルから微増となりました。
前年比では依然として先行しており、2017年Q3のXRPの機関向け直接売却額は1,960万ドル、プログラムを通して3,260万ドルを売却していました。
リップルは以前、「Q2 2018 XRPマーケットリポート」で、新規顧客の獲得の観点から、第2四半期に「最高の四半期」を達成したと報告しましたが、今回のレポートでは新規顧客については言及していません。
Ripple社はまた、Q3にエスクロー口座から30億XRPをリリース。そのうち26億XRPは新しいエスクロー口座に再び預けられました。残りの4億XRPは、「XRPエコシステムをサポートするために様々な方法で使用されている」と述べています。
2017年第4四半期に、Ripple社はエスクロー口座に550億XRPをロックアップしました。これにより、Rippleは常にXRP供給量の確実性を確保しました。ロックアップのため、Ripple社が関与できる部分は、流通しているXRP全体の13%で、売却量はそのうちのわずかな部分です。
同報告書は、XRPの価格が第3四半期をかけて下落したが、これは暗号通貨市場の時価総額と一致したものと主張。9月末に上昇したと付け加えています。
関連記事
スパーク(Spark)トークンは、近々再び大きな上昇の値動きを...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/28
リップル(XRP)は弱気相場目線が強まる展開に?リップル(XRP...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/26
スパーク(Spark)トークンは激しいボラティリティが続く仮想通...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/25
リップル(XRP)もビットコイン(BTC)から次いで下落への値動き...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/24
リップル(XRP)逆行高!ビットコインなど急落する中でなぜリッ...
コイン東京編集部 2021/02/23
スパーク(Spark)トークンは価格を再び急上昇!テクニカル的に...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/23
SECのリップル社に対する告発は「完全に間違っている」―SEC元...
コイン東京編集部 2021/02/22
リップル(XRP)は徐々に下値を下げる展開に!リップル(XRP)の...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/21