(TraidingViewのETHBTC 2時間足チャート)
ETH/BTCの2時間足チャートをみていきます。10月29日に大陰線を形成し、下値を0.030BTC台までつけたETHはその後レンジ相場へ切り替わります。そんな中、10月31日には大陽線を形成し、上値を0.031BTC台までつけました。大陽線形成後、ETHの下値は徐々に切り上げる動きをみせており、下降していた30日移動平均線も上昇方向へ動き出します。レンジ相場の仲、徐々に上昇方向への値動きを見せ始めたETHですが、今後上昇を抑える要因も多く存在しています。
上昇を抑える要因の一つとして一目均衡表の雲です。これまで薄い状態でローソク足の上方に位置していた一目均衡表の雲ですが、本日11月1日以降徐々に厚くなる見通しとなってローソク足の上方に位置します。そのため今後強い売り圧力となる可能性があります。
ETH/BTCの日足チャートをみていきます。中長期チャートを見た場合、本日11月1日のローソク足は9月22日からの下降トレンドラインに接触しています。既に10月28日、29日と下降トレンドラインの抑えられた形をとっているETHは今後もトレンドラインに抑えられる可能性が十分にあるでしょう。
10月29日に急落をみせたETHですが、サポートラインについては10月14日以降0.030BTC台から変わっていません。今後、9月22日以降からなる下降トレンドラインに沿った値動きをみせた場合、ETHは11月4日にはサポートラインと接触する見通しとなります。それまでに下降トレンドラインに沿った値動きをみせていた場合、ETHは下降型のペナントパターンが形成される可能性もあり、注意が必要です。
レンジ相場の中徐々に下値を切り上げているETH、上抑えする材料も多いですが、現在の価格から反落してしまう場合、下降型のペナントパターン形成も可能性が高まるため、反落は避けていきたいところです。本日の価格からトレンドラインに影響されず、レンジ相場を継続させた場合もペナントパターンの否定に繋がるため注目しましょう。
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