(TraidingViewのBTCJPY 日足チャート)
BTC/JPYの日足チャートをみていきます。10月29日に69万円台まで下値をつけたBTC、中期・長期の移動平均線も下降しており、かつローソク足も移動平均線を大きく下回っています。そのため現在BTCチャートは弱気相場の中にいると考えることができます。
しかし10月29日の大陰線形成後、BTCはしっかりと価格を回復する動きがみられており、陽線を連ねていることがわかります。本日11月2日には10月18日以降からなる下降トレンドラインに接触する状況となりました。10月18日以降、BTCはトレンドライン近辺で反落を繰り返しています。今回もトレンドラインに上抑えされ、下落方向へ動き出すのでしょうか?
トレンド転換を先行して把握するMACDを視点に入れた場合、11月に入りMACDはゴールデンクロスを見せています。しかし今回と同様に10月21日の時期もトレンドライン接触とMACDのゴールデンクロスが重なるタイミングがありましたが、その際はトレンドライン突破には至っておりません。そのためMACDを大きく信用することはリスクがあるでしょう。
BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。本日11月2日に接触している10月18日以降からなる下降トレンドライン、2時間足チャートではトレンドライン上には200日移動平均線も存在しており、強い上抑えとして機能する可能性はあります。しかしBTCの注文比率をみてみると、BTCの売り注文量は急激なペースで解消していることがわかります。10月31日にはファンダメンタル要因も加わったBTC、注文比率から見ても現在のBTC市場は強気相場へ切り替わりつつあると予測することができるでしょう。
BTCの売り注文量が解消されていることに対して、買い注文量の上昇は特にみられていません。そのため現在BTC市場では取引を行っていない取引者が増えてきているということになります。現在のトレンドラインで仮に反落の動きがみられる場合、取引を行っていない取引者による戻り売りという形が発生される可能性もあるため、本日からのトレンドライン近辺での取引は慎重に行うこと良いでしょう。
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