XRP/BTCの日足チャートをみていきます。10月17日以降、日足チャートの中で大きな実線を伴ったローソク足を形成していないXRP、その値動きは200日移動平均線に合わせた値動きとなっています。半月に渡りレンジ相場を形成しているXRPは本日11月3日も続いており、ボリンジャーバンドも非常に狭くなってきていることがわかります。ボリンジャーバンドのローソク足へ収束する動きは、今後XRPの動きに敏感になることを意味しており、今後出現する値動き方向に大きく傾きやすい傾向となります。
方向感の無い値動きの中、これまで長く下回っていたMACDが遂にシグナルをゴールデンクロスする動きをみせました。今後XRPはMACDの動き通り上方への動きを見せるのでしょうか?
次にXRP/BTCの2時間足チャートをみていきます。時間足チャートでは10月24日の大陽線形成以降、一つのレンジ相場を形成していることがわかります。レンジ相場内のレジスタンスラインは0.0000726BTC台、そして最安値は0.0000690BTC台となっています。
レンジ相場内での最安値をつけた10月29日以降、XRPはレンジ相場内で上値・下値共に切り上げる動きをみせていることが確認でき、一つのチャネルラインを形成していることがわかります。チャネルラインを形成しながら本日11月3日にはレジスタンスラインに接触する動きをみせているXRP、レジスタンスライン接触後は一時反落の動きを見せていますが、今後もチャネルラインに沿った動きをみせる場合、レジスタンスラインを越える動きがみられる可能性が高まります。
10月30日以降、XRPは綺麗に上昇チャネルの中での動きをみせています。今回の動きがXRP日足チャートでのMACDをゴールデンクロスさせたきっかけとも言えるでしょう。今後仮にチャネルラインに沿ってレジスタンスラインを越える動きをみせた場合、晴れてレンジ相場突破となる可能性が生まれてきます。しかし注意したい点として、チャネルラインの上値に接触後、反落をする動きがどこまで下値をつけるのかという点です。しっかりとレンジ相場抜けを確認したいXRPにとって、チャネルラインに沿ったレジスタンスライン突破後はレジスタンスラインをサポートラインに切り替える動きを確認したいところです。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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