COIN TOKYO

  • 2018/11/05
  • 2018/11/05
  • コイン東京編集部 アオ

トロン(TRX)のトークン移行が順調に進行、8億ドル相当の旧トークンの98%をバーンしたと発表

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11月1日、暗号通貨トロン(TRX)の創設者Justin Sun(ジャスティン・サン)氏は、8億ドル(880億円)相当のTRXトークンをバーンしたことを発表しました。

供給量の90%のバーン

2018年6月のTRONメインネット開設以来、現在までに、OKEx、フオビ、バイナンス、クリプトピアなど100以上の取引所やウォレットでトークン移行を完了し、出金と預金サービスを再開しました。取り出されたすべてのERC20トークンは、TRON財団によって処理されてきました。

ツイッターでジャスティン氏は以下のように述べています;

「私は8億ドル相当のERC20トークンのTRXをバーンしました。ERC20のTRXトークンはすぐに歴史的な骨董品になります。このイベントは、トロン財団が2018年に成功したメインネットのローンチを完了して以来、7度目のコインバーンイベントとなります。」

TRONブロックチェーンが独立したメインネットローンチ以後、トロン財団は定期的に古いERC20トークンのバーンを実施すると発表していました。ERC20トークンを取り除くことにより、市場に1種類のみのTRXが流通していることを保証します。これにより、新しいユーザーと投資家の間で混乱を防ぐだけでなく、古いトークンが利用できないことが保証されます。

11月2日に公開されたブログによると、トロン財団は6月以来7度目のERC20トークンのコインバーンまでに、合計でおよそ1,000億TRXが消滅されたと述べています。“公式な統計によると、98012196741.9 TRON ERC20トークンが現在までにバーンされました。ERC20 で発行されていた1,000億TRXの98.01%を占めます。」と述べています。

TRXがロシアの暗号通貨取引所BITEXBOOKに上場

また、11月2日、Justin Sun氏はTRXトークンがロシアの暗号通貨取引所BITEXBOOKに上場されており、すぐにビットコインとのペアで取引できることを発表しました。コインマーケットキャップにデータは掲載されていませんが、VISAやマスターカードで購入でき、モバイルアプリで利用できることが公式ページから明らかです。



BITEXBOOKは2013年に設立されたStreamCapital Group LTDの一部です。StreamCapitalは様々なITプロジェクトや金融プロジェクトを形成しています。

コインマーケットキャップによると、トロンの価格は5日夕方の時点で、1TRX=2.66円(前日比3.61%高)、時価総額1748億円、市場11位となっています。発行枚数は990億TRX、循環供給枚数は657億TRX。332億500万TRXは財団によってロックアップされています。


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