2018年6月のTRONメインネット開設以来、現在までに、OKEx、フオビ、バイナンス、クリプトピアなど100以上の取引所やウォレットでトークン移行を完了し、出金と預金サービスを再開しました。取り出されたすべてのERC20トークンは、TRON財団によって処理されてきました。
ツイッターでジャスティン氏は以下のように述べています;
「私は8億ドル相当のERC20トークンのTRXをバーンしました。ERC20のTRXトークンはすぐに歴史的な骨董品になります。このイベントは、トロン財団が2018年に成功したメインネットのローンチを完了して以来、7度目のコインバーンイベントとなります。」
TRONブロックチェーンが独立したメインネットローンチ以後、トロン財団は定期的に古いERC20トークンのバーンを実施すると発表していました。ERC20トークンを取り除くことにより、市場に1種類のみのTRXが流通していることを保証します。これにより、新しいユーザーと投資家の間で混乱を防ぐだけでなく、古いトークンが利用できないことが保証されます。
11月2日に公開されたブログによると、トロン財団は6月以来7度目のERC20トークンのコインバーンまでに、合計でおよそ1,000億TRXが消滅されたと述べています。“公式な統計によると、98012196741.9 TRON ERC20トークンが現在までにバーンされました。ERC20 で発行されていた1,000億TRXの98.01%を占めます。」と述べています。
また、11月2日、Justin Sun氏はTRXトークンがロシアの暗号通貨取引所BITEXBOOKに上場されており、すぐにビットコインとのペアで取引できることを発表しました。コインマーケットキャップにデータは掲載されていませんが、VISAやマスターカードで購入でき、モバイルアプリで利用できることが公式ページから明らかです。
#TRX already can be traded on @bitexbook, BITEXBOOK will provide #TRON a powerful, in-demand service that will allow #TRONICS to reduce effort spent on managing crypto assets and makes it transparent and reliable. #TRONICS can trade TRX/BTC now. $TRX https://t.co/SVmps2tl9G pic.twitter.com/COIJt7gsAh
— Justin Sun (@justinsuntron) 2018年11月2日
BITEXBOOKは2013年に設立されたStreamCapital Group LTDの一部です。StreamCapitalは様々なITプロジェクトや金融プロジェクトを形成しています。
コインマーケットキャップによると、トロンの価格は5日夕方の時点で、1TRX=2.66円(前日比3.61%高)、時価総額1748億円、市場11位となっています。発行枚数は990億TRX、循環供給枚数は657億TRX。332億500万TRXは財団によってロックアップされています。
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20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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