(TraidingViewのETHBTC 15分足チャート)
ETH/BTCの日足チャートをみていきます。11月4日より急上昇をみせたETHは上値を0.034BTC台まで上昇させ、その後反落の動きをみせました。反落後のETHは下値を0.032BTC台で下落を一段落させ、その後サポートラインへ切り替えました。11月5日以降、ETHは一目均衡表の雲に抑えられた値動きをみせていることがわかります。今後も一目均衡表の雲に合わせた値動きを継続させる場合、雲は11月15日にかけて更に下方向へ動き出すため注意が必要でしょう。また雲はその後も下方向への動きを継続させるため、ETHも合わせて下落する可能性は有り得るでしょう。
また現在のレンジ相場を継続させる場合、ETHは11月14日には2018年6月以降からなる下降トレンドラインと接触する形を迎えます。長期期間からなるトレンドラインの接触、突破すれば大きく上昇する可能性が見込めますが、まずは売り圧力が加えられる可能性があります。そのため11月14日のETH市場には注意して取引を行う方が良いかもしれません。
次にETH/USDの注文比率をみていきます。11月6日から7日にかけて反落を起こし、11月8日にはレンジ相場へ移行したETH、注文比率では反落を起こした11月7日には売り注文量を大きく伸ばしています。売り注文量の増加にてETHチャートでは反落が加速されたということでしょう。売り注文量が増えたということはその分解消される動きもあるということです。解消の動きに伴ってETHチャートでは上昇の動きをみせる場合がありますが、今回の場合11月7日の売り注文量増加以降、既に上昇分の売り注文量は解消されていることになり、注文比率からは大きな上昇の可能性は見込めないということになります。また今後再び売り注文量が貯まる動きをみせた場合、ETHチャートは更なる下落の可能性もあるということを頭に入れておきましょう。
今回のチャートをまとめると、現在のETHはレンジ相場継続も、11月14日以降売り圧力が強く高まる可能性が控えられているということになります。ETHは強い売り圧力に耐え、トレンドラインを抜ける動きを継続することができれば大きな上昇の可能性も高まってくるでしょう。
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