(TraidingViewのBTCJPY 2時間足チャート)
BTC/JPYの日足チャートをみていきます。11月9日以降レンジ相場へ移行していたBTCは11月14日にサポートラインである71万円台を割る動きをみせます。揉み合い相場を下抜けという形で次の段階に移ったBTC、次なるサポートラインは10月18日以降の下降トレンドラインがサポートラインとして機能されるかどうかという点がポイントとなりました。
レンジ相場のサポートラインを抜けたBTCは同日11月14日にはそのまま下降トレンドラインへ接触、一度は下落を止め、トレンドラインに接触するローソク足には下ヒゲも形成されていますが、その後も売り圧力は非常に強いものとなりました。
10月18日以降の下降トレンドラインもブレイクしたBTCはそのまま70万円台を大きく割り、今年2018年の最安値を更新する位置まで下落することとなりました。本日11月15日に下値を60万円台まで落としたBTCはその後一時反発をみせ65万円台まで回復します。しかし65万円台まで上昇後のBTCは再び下落を開始、現在は61万円台近辺で値動きをみせています。
BTC/JPYの日足チャートをみていきます。本日2018年の最安値を更新したBTC、注文比率をみた場合、本日の大陰線に合わせて売り注文量を急激に伸ばしていることがわかります。対してBTCの買い注文量は減少する動きがみられず、かえって上昇しています。
2018年の最安値を更新する程の下値をつけたにもかかわらず買い注文量の解消が確認できなかったBTC、現在溜まっている買い注文量は短期的に買われたものではなく、長期保持が目的のものと判断したほうが良いでしょう。
下値更新後、一度は反発をみせ下ヒゲを伴うローソク足を形成したBTCでしたが、その後も下落は再び出現し、大陰線が形成されています。また直近のローソク足には現在のところまったく下ヒゲが形成されていません。まずはしっかりと反発が起きるタイミングに注目する必要がありそうです。また反発の動きが確認された際に、買い注文量に動きがあるのか確認しましょう。
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