COIN TOKYO

  • 2018/11/16
  • 2018/11/16
  • コイン東京編集部 新崎優太

取引所OKcoinがラテンアメリカで法定通貨取引をスタート、主要10コインをサポート

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15日、110カ国以上でサービスを提供する世界有数の仮想通貨取引所の1つOKCoinは、ラテンアメリカで取引プラットフォームを開設する事を発表しました。まずはアルゼンチンペソで、主要な仮想通貨の現物取引とマージン取引ができるようになります。

ラテンアメリカのクリプト市場拡大へ

15日からアルゼンチンペソ(ARS)の入金が開始されています。サポートされる仮想通貨は、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ライトコイン、リップル、カルダノ、ステラ、ジーキャッシュ、0x、その他ステーブルコインです。その他のラテンアメリカの通貨が、今後数ヶ月に追加される予定です。

OKCoinは、ブエノスアイレスに事務所を開設し、中南米全域で事業を支援するチームを立ち上げる計画です。OKCoin USA社CEOの Tim Byun氏は以下のように述べています;

「OKCoinは世界中のデジタル通貨消費者のための新しい市場を開拓することに全力を尽くしています。アルゼンチンの消費者に安心・安全で認可された取引プラットフォームを提供することに非常に興奮しています。これはラテンアメリカの拡大の始まりに過ぎません。機関投資家や一般トレーダーに信頼できる取引オプションを提供して、地域全体で成長することを目指しています。」

フィアット(法定通貨)についてOKCoinはすでに、世界中のユーザー向けに米ドルの取引をサポートしていました。同社はアルゼンチンペソを追加して、ラテンアメリカ市場で暗号通貨の普及を目指します。同社は、近い将来、より多くの現地通貨をサポートする方針で、ブラジル、チリ、コロンビア、ベネズエラなどラテンアメリカの他の地域に拡大予定です。

OKCoinについて

公式ブログによると、OKCoinは世界100カ国以上で数百万人のユーザーを抱える、世界的な規制されたデジタル資産取引所の1つです。2013年に中国で設立されたOKCoinは、現在サンフランシスコに本拠を置き、連邦法と州法の両方を完全に遵守していると述べています。

OKCoinは、2017年11月にFinCEN(米国金融犯罪執行ネットワーク)で、ビットコインの決済処理サービス・交換サービス事業のためにMSB(貨幣サービス事業)として登録済み。同社は今年初めに米国のカルフォルニア州でフィアット取引を開始。9月にはクリプト対クリプト取引を米国21州に拡張していました。

Okcoinは、市場で有数の取引所OKExの親会社です。今月12日にOKExは、C2C(カスタマーツーカスタマー)取引市場にベトナムドン(VND)を追加していました。個人間の取引にAlipayやWechatペイなどを支払いに使えるサービスです。同社はベトナムを東南アジアの仮想通貨市場のハブと位置付けていました。


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