COIN TOKYO

  • 2018/11/21
  • 2018/11/21
  • コイン東京編集部 新崎優太

著名仮想通貨アナリストのトム・リー氏「年内にビットコインが15,000ドルに上昇すると確信」

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人気仮想通貨アナリストのトム・リー氏は、今年のビットコイン価格予測を下方修正したものの、依然として2ヶ月足らずで3倍に上昇すると確信しています。

リー氏によれば、ビットメイン (Bitmain) 社のS9マイニングマシーンによるマイニングコストのリクープ水準が年初の8,000ドルから7,000ドルに低下しているとCNBCが先週金曜に報じています。市場アナリスト企業「ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズ (Fundstrat Global Advisors)」の代表であるリー氏は、ビットコインの公正価値はリクープ水準の約2.2倍と分析しており、これに基づけば7,000ドルのリクープ水準であれば価格は15,000ドルに達することになります。

同氏は、1ヵ月ほど前までは、ビットコイン価格のほぼ1年間の低迷にもかかわらず、20,000ドルを上回ると確信していました。

同氏はまた、最近の市場の下落が悲観論の波を引き起こし、こうした感情のネガティブな揺れが状況をさらに悪化させていると主張しています。

しかし、リー氏は価格の回復は可能だと断言しています。同氏は、2018年末の市場参入が予想されるBakkt、Fidelityなどのニューカマーがビットコインに再び活況をもたらすと考えています。

これに対し、同じく市場アナリスト企業である「ノースマントレーダー (NorthmanTrader)」の創設者、スヴェン・ヘンリッチ氏をはじめ、ネット上では否定的な意見が目立ちます。同氏が最近になって市場価格予測を下方修正したことが主な理由です。

昨年中、リー氏は「年末まではビットコインが最高の投資先」と一貫して主張してきました。同氏によれば、人々はビットコインを80年代の金相場と同等に捉えており、ビットコイン市場の規模が金市場の5%に達すれば市場価格は25,000ドルになり、10~15%になれば100,000ドルにまで上昇すると予測していました。


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