XRP/BTCの日足チャートをみていきます。11月に入り上昇チャートを形成しているXRP、移動平均線からみた場合も中期、長期移動平均線共に大幅にローソク足が上回っており、現在も強気相場が継続されていることがわかります。しかし11月14日以降、その上昇スピードは著しくストキャスティクスでは80%を超える買われ過ぎと判断できる状況に至りました。
11月20日に0.000105BTC台まで上値を伸ばしたXRPは10月以降の最高値を更新することになりました。しかしそれまで大きく上昇していたXRPの動きもここまでとなり、11月21日以降は調整に入っています。本日11月24日にはストキャスティクスでも買われ過ぎを示唆する80%を下回る位置まで下がっています。ここで気をつけなければいけないことは、ストキャスティクスが80%まで上昇しベクトルを下方に変えたという点です。
XRPのこれまでの日足チャートをみた場合、ストキャスティクスが80%を大きく上回った後のチャートでは下落チャートへ素直に切り替わっているという点です。これまでのXRPの動向通りの動きを今回もみせるとなった場合、XRPは今後下落相場へ切り替わる可能性が示唆されるということになります。
次にXRP/BTCの15分足チャートをみていきます。11月20日以降、値動きを落ち着かせているXRPですが、本日11月24日には0.0000926BTC台を短期サポートラインとして値動きをみせています。対してXRPの上値は11月23日以降切り下げる動きが確認されており、下降型のペナントパターンという揉み合い相場へ切り替わっています。下方向への売り圧力が少しずつ高まっているXRPは下放れという展開をみせることになるのでしょうか?注目は現在のサポートラインになりそうです。
日足チャートにてストキャスティクスを既に80%を下回る状況にまで切り替わったXRPは、現在のサポートラインが割られることで一時決済する値動きが強まる可能性は十分に有り得ます。短期相場では今後更なる下落の可能性は十分に考えられるXRPではありますが、日足チャート内の移動平均線は中期・長期とも大きく下に位置している為、強気相場から弱気相場へ切り替わる可能性は比較的少ないのではないでしょうか。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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