COIN TOKYO

  • 2018/11/25
  • 2018/11/25
  • コイン東京編集部 アオ

最近の仮想通貨関係注目ニュースまとめ!米リップル社新広告、XRPTipbotの機能追加、イーサリアムのアップグレード「1x」のリーク等

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米国のスタートアップRipple(リップル)社はブロックチェーンのパワーと現在のクロスボーダー決済技術の現状を比較した、新たな動画広告をシェアしました。23日、イーサリアム(ETH)の開発チームが、開発プロセスを加速するためにアップグレード「Ethereum 1x」を模索していることが明らかになりました。その他まとめてご報告致します。

NYCのハッカーがスマホで100万ドルの暗号通貨を盗む

米国ニューヨーク在住の21歳のNicholas Truglia被告は、窃盗、個人情報の盗難、詐欺行為を含む21件の重罪行為で逮捕され、告発されました。同氏は、「SIMスワッピング」と言うスマートフォンのハッキング技術を利用して、シリコンバレー企業の技術担当役員Robert Ross氏の携帯電話番号を不当に引き継いだ事を認めたという。

彼が使用したハッキング手法は、被害者の携帯電話サービスプロバイダに連絡し、被害者を偽って、電話が紛失/盗難されたと主張しました。ハッカーはサービスプロバイダーから電話資格と情報を遠隔で再度割り当てさせ、被害者の機密データと電話認証できる各オンラインIDにアクセスしました。

Truglia被告は明らかにRoss氏にこの攻撃を行い、米国の取引所(コインベースとジェミナイ)の口座にアクセスしました。結果、ハッカーに盗まれた暗号通貨は総額100万ドル(約1.1億円)を超えました。

米リップル社がXRPの動画広告をリリース

米国のスタートアップRipple(リップル)社はブロックチェーンのパワーと現在のクロスボーダー決済技術の現状を比較した、新たな広告を発表しました。



「送金が到着する確証が無いのに、バッグの到着をチェックするのですか? (届かないかも)」

一方、「XRP Tip Bot」はエスクロー送金をサポートしています。ユーザーは、一定時間を経て、自動的に受け渡される暗号通貨リップル(XRP)を送信できます。



「XRPTipBotは、エスクロー出金をサポートしています。オート決済によって、期日を迎えると、TipBotはエスクローを終えるので、XRPは受取人のアカウントに届きます。是非TipBotで誰かにXRPのギフトを贈ってください。」

イーサリアムは最も楽観的な選択肢か

ニューヨーク市に本拠を置くベンチャーキャピタルのユニオン・スクエア・ベンチャーズ(Union Square Ventures)の共同設立者は、暗号通貨や、アップルなどの主流株に関する短期的な見通しを発表しました。

ナスダック、アップル、フェイスブック、ビットコイン、イーサリアムと、いずれも今年15%から約90%ダウンしている銘柄を列挙。Wilson氏は「イーサリアム(ETH)は、今すぐにも上昇基調に転じるかのような、最も楽観的な選択肢に見える」と指摘しました;

「ETHは嫌われている。誰もが既に自分のシャツを無くしてしまった。開発者以外の誰もそれについて知りたいとは思わない。ETHはそろそろ齧りついてもよいが、まだ積み上げるには早い。」

しかしながら、Wilson氏は、大規模な投資家が総じてリスクオフを加速させており、伝統的資産を含めたあらゆる種類の資産を買うには、覚悟が必要な時期だと語りました。

迅速に技術的課題に取り組むイーサリアムの開発者

23日、イーサリアム(ETH)の開発チームが、開発プロセスを加速するために「決起」していることが明らかになりました。

今年のDevcon4カンファレンスで4度のプライベートミーティングが行われたこと、そこで議論された「Ethereum 1x」と呼ばれるネットワークアップグレードの存在がリークされました。

このリークは、イーサリアム仮想マシン(EVM)に関与するエンジニア、Greg Colvin氏によるものです。同氏はおそらく偶発的に、この技術アップグレードの記載を含む内部文書をGithubに投稿しました。

関係各者が複数メディアにその存在を確認したので、アップグレードは実際に検討されているようです。同じ情報源はアップグレードがまだ初期段階であり、開発チームは詳細を公開する準備が整っていないと述べています。

流出した情報を見る限り、ヴィタリック・ブテリン氏や、ジョセフ・ルービン氏のような幹部クラスのイーサリアム開発者にとって、スマートコントラクトネットワークの改良を加速させる圧力が強まっている様です。

別の会議の1つは、スマートコントラクトのレンタルとそのイーサリアム仮想マシンへのアップグレードなどの手段について議論していました。これらの機能と前述の「Ethereum 1x」は、2019年半ばに予定されている模様です。


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