11月15日、暗号通貨XRPの時価総額は193億9,000万ドル(約2兆1,700億円)に達し、イーサリアム(ETH)を追い越して市場2位にランクしました。以来11日間この位置をキープしており、2016年1月26日から2月8日まで13日間、同様のポジションを保持して以来、最長期間となります。
実際に、市場における暗号通貨の時価総額の割合を示すドミナンスは、11月20日に45週間ぶりに、最大12.74%に達しました。27日現在、リップルのドミナンスは12%、ビットコイン(BTC)は53.3%、イーサリアムは9.3%となっています。
一方、XRPが11月15日に市場シェアを拡大して以来、全体の市場規模は現在までに900億ドル(約10兆円)を失い、12兆1,700億円に縮小しました。同様に多くの暗号通貨も減少しました。XRPとETHは、11日間でそれぞれ22%と37%下落し、ビットコインは32%低下しています。
時価総額ランクでXRPが前進する一方で、イーサリアム(ETH)は大規模な取引量を記録しています。過去24時間に、ETHの出来高は20億8,000万ドルで、XRPの10億2,500万ドルに比べて2倍近くに上ります。
送金速度が速く、手数料も安価なリップル(XRP)は取引所間で資金を移す際に最適とみなされています。8月に格付け会社ワイズレーティングスは、「バイナンスがこの通貨を基盤通貨として採用する事は理にかなっている」とツイート。10月のBitcoinkit.comによる主要な取引所の預金スピード調査では、フオビで首位、複数の取引所でベスト3位内に位置付けられました。
さらに、「リップル(XRP)をバイナンスの基軸通貨に」というコミュニティの呼びかけが、実際にバイナンスCEOのジャオ・チャンポン(CZ)氏の下にも届いています。今月18日、CZ氏はすべてのXRPファンに向けて「どれくらい集まるか見てみよう。」と述べ、ツイートにリプライするように伝えました。27日現在、3,447件のコメントが寄せられています。
8月中旬、180万人以上のユーザーを抱える決済プラットフォーム「Wirex」が行ったアンケートで、「日常の買い物に使用したい仮想通貨」という質問で、XRPは81%を占めていました。
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