COIN TOKYO

  • 2018/12/07
  • 2018/12/07
  • コイン東京編集部 新崎優太

HTCの新ブロックチェーンスマホExodus 1がライトコイン(LTC)支払いに対応、固定価格19.84LTC

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ライトコイン(LTC)の創設者チャーリー・リー氏は、2018年12月6日にヘルシンキで開催された会議「at the Slush 2018」で講演しました。暗号通貨をネイティブに統合したスマートフォン「HTC Exodus 1(エクソダス)」について語りました。

ライトコインをネイティブにサポート

チャーリー氏は常に暗号通貨を主要な通貨にしようと構想し、ライトコインでより安い手数料と素早い取引の実現を目指してきました。イベントで、チャーリー氏はHTC社の最高分散化責任者フィル・チェン氏と共に、新たなスマートフォン「HTC Exodus 1」がライトコインやその他の暗号通貨をサポートすると発表しました。



Exodus 1の早期アクセス版は、公式サイトで3つの暗号通貨を使って購入できます。対応するコインはライトコイン(LTC)、ビットコイン(BTC)、またはイーサリアム(ETH)です。事前の報道では、換算価格は約975ドル(約11万円)相当とされていました。仮にツイッターの主張が真実だとすると、19.84LTCは現在58547円(@2951円)となります。

Exodus 1は、端末が紛失または盗難された場合に、ソーシャルキー回復メカニズムを利用する新しいストレージ方法を備えています。端末に内蔵されたZionウォレットは、3コインの他、多様なERC-20、およびERC-721トークンを保管します。

チャーリー氏は、コンサルタントとしてHTC Exodusチームに加わりました。イベントで彼は次のように述べました;

「待望のHTC Exodus 1がライトコインで購入できる事は、非常に喜ばしい。暗号通貨が誕生して以来、私のライトコインのビジョンは、常にこの通貨の流通量を増やし、世界中の安全な取引の基盤とすることでした。Exodus 1を使って、プロジェクトHTCは暗号技術を携帯電話へと拡張し、ユーザーの情報とウォレットを保護します。」

重要な足がかり

フィル・チェン氏によると、Exodus 1のユーザーは秘密鍵を完全に制御できます;

「ユーザーが自分の鍵を完全に所有している場合にのみ、真の分散化を実現できます。これはユーザーを保護するための重要な第一歩です。私たちはこれを、人々が自分のデジタル資産とデジタルアイデンティティを携帯電話で持ち運ぶ、足がかりと見ています。」

チェン氏は、端末を改善するために、早期アクセス版についてブロックチェーン・コミュニティからのフィードバックを望むとコインデスクに語っていました;

「目標は、ブロックチェーンのコミュニティから始めて、ウォレットや技術をより安全にしたい。...最近の数字によれば、現在市場には約3500万のウォレットがあります。HTC Exodus 1は、消費者が自分のキーを所有する事に慣れるところから始めて、Exodus をさらに広範な市場に対応できるデバイスに発展させていきたい。」


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