GBXは、機関投資家レベルのICOトークン販売プラットフォームと仮想通貨取引所を目指しています。同社は既存のジブラルタル証券取引所(GBS)の顧客を対象にしています。先月、GBXは、規制されているブロックチェーン取引所を運用するために必要な、ジブラルタル金融サービス委員会(GFSC)の最高ライセンスを取得した事を発表していました。
カラハン保険の獲得はこれに続きます。GBXの最高経営責任者(CEO)のニック・コーワン氏は以下のように述べています:
「これは、資産のセキュリティに関する厳しい保証が必要なユーザーを引き付ける重要なステップです。当社は、最高の規制基準と厳しいデューデリジェンスプロセスに重点を置いたプラットフォームを構築することに全力をかけています。」
英国領のジブラルタルは、過去6〜8カ月間にわたって、多くの暗号スタートアップが拠点を設立してきました。カラハンインシュアランスブローカーズ社MDのブルーノ・カラハン 氏は、次のように述べています;
「当社は、ロンドン保険市場との多くの研究と協力の末に、目的別の対応範囲オプションを提供することができたことを嬉しく思っています。これは、クライアントと管轄区域にとって、クリプト・ビジネスに自信を持って進出するために必要な保護を提供します。」
リヒテンシュタインの経済省は、リヒテンシュタイン暗号資産取引所(LCX)にビジネスライセンスを許可し、暗号トークンの取引サービスを提供できるようにしました。
このライセンスにより、国の金融監督当局によってすでに承認されているトークンを安全にトレードできるプラットフォームを提供できるようになる。例えば、「他の取引所が規制に準拠した方法で提供するサービスを、提供する」事が出来ます。
8月にLCXは、バイナンスとのジョイントベンチャー「Binance LCX」によるフィアット・ツー・クリプト取引所の設立を発表しました。Binance LCXは、スイスフラン(CHF)およびユーロ(EUR)に対して、デジタル資産を取引できる計画です。
同社にはBinance LCXを含む、LCX Exchange、LCX Vault、LCX Terminalの計4つのサービスを開設予定。LCXはまた、セキュリティトークンを取引できる金融市場当局(Financial Market Authority)のライセンスの取得を目指しています。
リヒテンシュタイン暗号資産取引所は、ブロックチェーン技術を使用して、機関グレードのエコシステムを提供するよう努めています。
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20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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