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  • 2018/12/13
  • 2018/12/13
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

米ErisXが金融界のベテランを戦略チーフに獲得|Crypto.comはPayPal元幹部を事業拡大SVPに

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11日、Crypto.comはPayPalの元幹部タイソン・ハックウッド氏を事業拡大部門のSVP(シニアバイスプレジデント)として獲得したことを発表しました。

ペイパルでビジネスネットワークを築いた人物がクリプトへ

タイソン氏は、モバイルペイメントと事業拡大の豊富な経験を持ち、「Crypto.com Pay」の成長と拡大を推進する責務を担います。Crypto.com Payは、顧客が商品やサービスにクリプトで支払い、キャッシュバックによる報酬を受けるソリューションです。

Crypto.com社CEOのKris Marszalek氏は、タイソン氏がビジネスネットワークの拡大に重要な役割を担うと語ります;

「タイソンは、ネットワークの一部である加盟店の数と品質を拡大する上で重要な役割を果たします。オンラインデジタルペイメントにおける彼のリレーションと経験は、世界中の加盟店と暗号ユーザーの間で、シームレスで安全でコスト効率の高い取引を可能にするという、当社の目標を大きく前進させるだろう。」

タイソン氏は、モバイルペイメント、デジタルコマース、拡大パートナーシップ・ドリブンビジネスなどの分野で17年以上の経験を積んでいます。前職は、PayPalのEコマースの支払いを扱う部門Braintreeのアジア太平洋地域のディレクターを務めました。同地域での拡大を指揮しました。

Crypto.com(旧MONACO:モナコ)は、香港に拠点を置く暗号通貨ウォレット、及び支払いプラットフォームです。同社は顧客にデジタル資産を購入、販売、および使用できるよう、暗号通貨のウォレットと、VISAの承認を得たカードサービスを提供しています。同社のMCOカードはVisaカードと同等に使用でき、ビットコイン、やイーサリアム等の仮想通貨で補充もできます。

現物ベースの暗号資産取引所ErisX、米金融界のベテランを戦略チーフに迎える

ErisXは、来年初めに暗号資産現物・先物取引プラットフォームの開設に先駆けてリーダーシップを強化しています。先週、CoinDeskが報じました。

ErisXは、米国の株式市場がデジタル化された2000年代初頭に、10の世界的な市場の開設を指揮た、マット・トルドー氏を最高戦略責任者(CSO)に迎えます。マット氏が手掛けた市場は、インスティネット、チャイエックス、IEX、そして貴金属をトークン化して取引できるTradewindなどがあります。

トルドー氏は自身の経験から、現在のクリプト・マーケットについて、より進化が必要だと述べています;

「長い視野で見る必要があります。最高のインターネットビジネスのいくつかは、ドットコムクラッシュの後に始まりました。...市場の革命と漸進的な進化の違いをこれまで見てきました。明らかに、暗号市場は当初は少し革命的でしたが、今はより進化が必要な段階にあるように感じます。」

ErisXは単一のプラットフォームで「現物に結びついた暗号通貨デリバティブ」と「現物のデジタル資産」を取引する場所を提供します。ErisXはまず2019年第2四半期(4月-6月)に現物契約の規制された暗号通貨取引サービスをローンチする予定です。

4日、ErisXは、ナスダック・ベンチャーズやフィデリティ・インベストメント、BitMain等が参加したシリーズB投資ラウンドで2,750万ドル(約30億円)を調達した事を発表しました。


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