XRP/BTCの日足チャートをみていきます。12月17日に大陽線を形成したXRPはそのまま10月12日以降の上昇トレンドラインを上へ抜けた形を形成しました。その後もXRPの上昇は続きましたが、11月19日の上値であり、次なるレジスタンスラインでもある0.0001BTC台で反発を受け、大きく下落してしまいます。結果、12月19日のローソク足は長い上ヒゲを伴った陰線となりました。
レジスタンスラインにて反発を受けたXRP、その後も下落は続き、一度は上方向へ抜けた上昇トレンドラインでしたが、再びラインを下回る展開となっています。本日12月22日のXRPは11月後半から転換線として機能している0.000091BTC台でサポートされた形で下落を終えています。上昇トレンドラインに沿えなかったXRPは再び下落相場へ切り替わる可能性が上がっています。
本日12月22日まで0.000091BTC台をサポートラインとして値動きを続けていますが、直近のローソク足では下ヒゲがあまり形成されていないという点、サポートライン接触中にも関わらず、出来高が減少しているという二点から今後更に下落する可能性が高まっています。現在のサポートラインを割った場合、XRPにとって次に意識される価格帯は0.000086BTC台となることを頭に入れておきましょう。
次にXRP/USDの売り注文量チャートをみていきます。11月中旬以降より大きく溜めていたXRPの売り注文量は12月17日より大きく減少していることがわかります。つまり12月に入ってからのXRPの上昇チャートは売り注文量の解消からの上昇といえます。しかし大きく減少した売り注文量は既に9月23日からのサポートラインまで減少した形になりました。つまりXRPチャートにとって今後上昇する為の燃料がほとんど残されていないということになります。また今後再び売り注文量を溜める動きをみせる場合、XRPチャートでは更に下落チャートを形成していく形になりやすいでしょう。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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