(TraidingViewのXRPBTC 2時間足チャート)
XRP/BTCの2時間足チャートをみていきます。12月24日に上値を0.000107BTC台まで伸ばしたXRPは2018年10月以降、久々の上値更新となりました。しかし上値形成後の反落は非常に強く、それまでのレジスタンスラインであった0.00010BTC台はサポートラインへ切り替わることはありませんでした。上値更新後、約半値を戻す形となったXRPはその後もレンジ相場へ移ります。レンジ相場の中、2018年10月からの上昇トレンドラインを下回る形となったXRPはその後徐々に下落方向へ値動きを傾かせました。本日12月27日もXRPは下降チャートの中にいるといえるでしょう。
12月24日の上値形成後、緩やかな下降チャートを形成しているXRPは、現在下降ウェッジのパターンが形作られています。ウェッジの収束点は明日12月28日ということになり、XRPにとって次なる動きがみられる可能性の高いタイミングといえるでしょう。仮にXRPが上昇する形となった場合、まずは一度下抜けしてしまった10月以降の上昇トレンドラインを再び超えられるのか注目です。明日12月28日の上昇トレンドラインは0.0000985BTC~0.0000990BTC台に位置する形となります。
明日12月28日に次の値動きをみせる可能性を秘めているXRPを注文比率の視点でみていきます。上記チャートはXRP/USDの売り注文量チャートとなります。これまで売り注文量を大きく解消し続けてきたXRPですが、本日12月27日には遂に転換線で再びベクトルを上方向へ切り替えました。今後XRPの売り注文がどこまで貯まるか注目しましょう。
現在の位置から直上には2018年9月23日以降から売り注文の転換線として機能したラインが存在しています。今後XRPの売り注文量が上記ラインで止まり、再び減少をみせる場合、XRPチャートでは上昇チャートを形成する可能性が高まりますが、上記ラインを上へ抜けた場合、XRPは再び売り注文を大きく貯める可能性が上がります。その場合、現在形成されている下降ウェッジは下放れを起こす可能性が高まることになるでしょう。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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