ETH/BTCの日足チャートをみていきます。2018年中旬以降、価格を大きく上昇させてきたETHは2019年1月5日には0.041BTC台まで上値を伸ばしました。0.041BTC台という価格帯は2018年の8月末にレジスタンスラインとして機能した価格帯であり、2018年12月28日以降、強い反落を見せず価格を伸ばしてきたETHにとって一つの転換線となる可能性を持つ価格帯でした。1月5日以降のETHはそれまでの上昇を一時終え、大陰線の形成を始めます。本日1月7日には下値を0.0377BTC台まで下げた形をみせています。直近の0.0376BTC台は過去のETHチャートにてレジスタンスラインとして機能した価格帯です。そのため、現在反落をみせているETHにとってレジスタンスラインをサポートラインへロールリバーサルされるのか注目する一つのポイントといえるでしょう。
ETHの注文比率を見た場合も、これまでの上昇チャートに沿って上昇していた買い注文は一時上昇を止めており、対する売り注文が上昇の動きを見せ始めました。注文比率の動きから見ても、これまでの上昇を終える雰囲気が高まる形となりました。
次にETH/BTCの2時間足チャートをみていきます。これまで長く上昇チャートを形成してきたETHの出来高は平均的に高いものとなっており、流動性が上がっていることがわかります。その中でも、更に高い出来高を形成したポイントを2019年以降の2時間足チャートで見た場合、前回のレジスタンスラインである0.0376BTC台突破時、1月5日に接触した現在のレジスタンスライン接触時、そしてもう一つは本日1月7日未明となります。
2時間足チャートでは、この1月7日未明は一目均衡表の雲に接触するタイミングであったため、反発の動きがみられた可能性があるということ、更に主要仮想通貨である仮想通貨ビットコイン(BTC)が高騰したタイミングでもあります。可能性としてETHからBTCへ資金が流出した結果、ETHに大陰線が形成された可能性が高い状況ではありますが、一目均衡表雲の接触するタイミングでもあった為、今後も雲が強く機能すう可能性があります。既に一目均衡表の雲を抜けたETHではありますが、1月9日には一目均衡表雲は非常に薄まる見通しとなっているため、再び上昇するチャンスが訪れることになるでしょう。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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