(TraidingViewのXRPBTC 2時間足チャート)
XRP/BTCの2時間足チャートを見ていきます。2018年12月末以降より下降チャートを形成してきたXRPは1月6日に0.000089BTC台まで下値を落としました。0.000089BTC台は2018年12月でもサポートラインとして機能した価格帯であり、今回も長く続いた下落相場を支えた形となりました。1月6日以降のレンジ相場では1月10日に一時価格を急騰させ、上値を0.000095BTC台まで伸ばしましたが、直ぐに反落を起こし、急騰はイッテコイの形で終えることになります。
イッテコイとなったXRPは再びサポートラインで支えられ、レンジ相場を再開しましたが、XRPの注文比率を確認した場合、1月10日の乱交かで買い注文量を大きく減少させた形となっています。
買い注文量を大きく減少させたXRPは買い注文量を2018年12月17日の量にまで戻したことになります。2018年12月17日はXRPが大きな上昇チャートの形成を始めたタイミングです。つまり1月10日の急上昇にて、2018年12月17日以降の買い注文の多くが解消された可能性があり、2018年12月より上昇チャートを形成してきたXRPでしたが、市場でも上昇チャートが一段落したと判断されたのではないでしょうか。
1月6日以降0.000089BTC台をサポートラインとしたレンジ相場を形成していますが、明日1月13日から1月14日にかけて、現在XRPが推移している価格帯に2018年12月26日以降の下降トレンドラインも接触する見通しとなっています。テクニカル指標、注文比率共に今後悲観的な相場の可能性が高まっているXRPは下降トレンドラインに抑えられた形でレンジ相場を下へ割ってしまう可能性があるため注意しましょう。レンジ相場を下へ割ってしまった場合、最初に意識される価格帯は0.000085BTC台となりそうです。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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