(TraidingViewのETHBTC 60分足チャート)
ETH/BTCの60分足チャートをみていきます。1月5日より著しい下降チャートを形成しているETHは1月10日以降は0.0341BTC台をサポートラインとした値動きを続けてきましたが、下降型のトライアングルパターン形成後、本日1月14日未明にはサポートラインをブレイクする形をみせました。サポートライン割れのETHは下値を0.0324BTC台まで下げています。重要なサポートラインをブレイクしたETHは今後も更なる下落をみせることとなるのでしょうか?
ETH/BTCの日足チャートを見ていきます。本日1月14日未明にサポートラインをブレイクし、0.0324BTC台まで下値を下げたETHは今後0.0314BTC台まで意識されることとなります。また0.0341BTC台までもブレイクしてしまう場合、2018年12月以降大きく上昇してきたETHの価格を全て戻す形となる恐れもあります。
大型ハードフォークまで残り1日を切ったETH、仮想通貨市場ではハードフォークは価格を上昇させやすい強めのファンダメンタル要素となり得る場合が多々見られますが、ハードフォーク後は大きく下落するパターンが多く存在し、上昇分を全て戻すことも多々認められます。そんな中ETHチャートを見た場合、1月5日以降既に下降チャートを形成しており、既にハードフォークによる期待買いは終わり、ハードフォーク後の下落を警戒した売りが強まっている状況といえるでしょう。
問題は現在の警戒売りが価格をどこまで下げることになるかということになります。日本時間にて明日1月15日にはハードフォークが実施される予定となっており、ハードフォークを終えた後のETHでは警戒売りも一巡する可能性は高く、これまでの著しい下降チャートは動きを鈍らせるのではないでしょうか。またハードフォーク後のETHは警戒売りが弱まる分、買い注文がしやすい状況へ相場は変わります。ETHの注文比率を見た場合、本日1月14日には既に買い注文のベクトルは上を向いています。ハードフォーク後のETHに再度上昇チャート形成が訪れるのか注目です。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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