COIN TOKYO

  • 2019/01/15
  • 2019/01/15
  • コイン東京編集部 新崎優太

リップル(XRP)は下降トレンドラインを突破する形へ切り替わる、今後の価格はどうなるのか?-1月15日チャート分析

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1月7日以降、新たなサポートラインの中でレンジ相場を形成してきた仮想通貨リップル(XRP)でしたが、1月14日前後には2018年12月26日以降からなる下降トレンドラインがレンジ相場の上値と接触する見通しとなっていました。下降トレンドラインにより強い売り圧力によって更なる下落の可能性も控えていたリップルでしたが、サポートラインで支えられた形となり、レンジ相場を継続させています。リップルのチャートを確認していきます。

下降トレンドラインに抑えられ、大陰線を形成した仮想通貨リップル(XRP)だったが、サポートラインは底固い

(TraidingViewのXRPBTC 60分足チャート)

XRP/BTCの60分足チャートをみていきます。1月7日より0.000089BTC台をサポートラインとした値動きが続いていたXRPは1月10日に一時的な大きい上昇を見せるも、すぐに反落の値動きも続きました。1月10日の反落によりサポートラインの値幅を少し広げたXRPではありましたが、その後も再び同価格帯のレンジ相場を継続させます。

そんな中、XRPチャートでは2018年12月26日から形成された下降トレンドラインローソク足に迫っており、1月14日前後には下降トレンドラインがレンジ相場の価格帯に接触する見通しとなっていました。下降トレンドラインにより、XRPは大きく価格を下げる可能性がある一つのタイミングではありましたが、1月14日未明には下降トレンドラインに押せられながら一度大陰線を形成するも、サポートラインの価格帯で下落を踏みとどめる形となりました。その後のXRPはレンジ相場を継続させ、下降トレンドラインを突破した形となりました。

XRPの注文比率を見た場合、1月14日の下降トレンドライン接触後の大陰線では売り注文の上昇がみられています。市場でもこの大陰線が更なる下落の引き金になると意識された可能性はあります。その後サポートラインで下落を止め、レンジ相場となったXRPの売り注文量は徐々に解消する動きがみられています。

XRP/BTCの2時間足チャートをみていきます。1月14日に下降トレンドラインを抜けた形となったXRPですが、以前レンジ相場の価格帯内での値動きも続いており、出来高の増加も見られていません。そのため今後上昇トレンドを形成すると判断はできない状況にあるといえます。また2時間足チャートでは引き続きレンジ相場の上値には一目均衡表の雲も覆いかぶさっており、上値が重いことには変わりありません。今後のXRPは現在のサポートラインがどこまで機能していくかというところがポイントとなりそうです。

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