(TraidingViewのETHBTC 日足チャート)
ETH/BTCの日足チャートをみていきます。現在ETHは、チャートを長期的に見た場合、2018年以降からhead and shoulderの形成がされており、現在そのネックラインで踏みとどまっている状況にあります。今後ネックラインを大きく下回った場合、長期足での下降パターンが完成されてしまい、ETHは大きな下落を起こす危険性が高まることになります。
しかし現在の価格帯で今後も踏みとどまることができる場合、ETHは一目均衡表の雲を下支持として値動きができる可能性が生まれます。ETHは早ければ明日1月25日には日足の一目均衡表雲に接触する形となり、更にその後上昇方向へ広がりをみせる雲に対して価格を引き上げられるのか注目するポイントとなります。
次にETH/BTCの2時間足チャートをみていきます。1月16日の急落以降、揉み合いを続けているETHは徐々にレンジ相場の下値を切り下げてきていることがわかります。長期足では下降パターンのネックラインにもあたる現在の価格帯で下値を更新しているETHは大きな下落が起きる危険性が生まれることになります。
しかし1月21日以降のETHチャートでは下値を更新しながらもしっかりと反発をみせており、長い下ヒゲを伴うローソク足が複数確認できます。更に本日1月24日には下値付近にて高い出来高を伴う場面もみられており、現在ETHは底堅い動きをみせていることがわかります。更にETHの売り注文も1月20日に急増した分を徐々に解消してきている動きも確認されています。
現在のところ底堅い値動きをみせているETHですが、対する上値を大きく伸ばすといった値動きには切り替えていません。現在の売り注文の解消という上昇方向への圧力が加わっているETHですがあとわずかで1月20日に急増したほとんどの量を解消することになります。ETHは売り注文の解消を終えた場合、これまで存在した買い圧力は弱まる可能性が上がります。
現在底型い値動きをみせているETHではありますが、下値付近での値動きが続けば続くほど今後下落してしまう可能性が上がってしまいます。まずは日足チャートでの一目均衡表がETHに対してどう動くのか注目しましょう。
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