XRP/BTCの日足チャートをみていきます。2018年12月末から下降チャートを形成しているXRPは今年に入り急落は見られていませんが緩やかに下降チャートを継続させながらそれまで上回っていた一目均衡表の雲も1月18日に下回る形となりました。本日1月26日には2018年11月6日の上値であり、2018年11月末から12月上旬にサポートラインとして機能してきた0.0000873BTC台に接触する動きを見せます。一つの転換線になり得る価格帯に接触したXRPでしたが、XRPのチャートには強いリアクションは見られず、出来高も以前低いままとなっています。そのためXRPは今後も下降チャートを継続させる可能性が高いでしょう。
また既に中期・長期共に移動平均線を下回っているXRPですが、今後も下落が続く場合、中期移動平均線によるデッドクロスも発生します。多くの下降トレンドシグナルが発生している点からもXRPは今後も下落相場が続くといえるでしょう。
今後もXRPが下落を続ける場合、次に意識される価格帯は0.0000854BTC台となります。0.0000854BTC台は12月上旬の揉み合い相場の最下値となった価格帯です。また直近の下値でもある0.0000854BTC台は接触時にリアクションを見せる可能性が高いといえるでしょう。
次にXRP/USDの売り注文量を見ていきます。チャート内の赤いラインはXRP/USDの買い注文チャートとなります。XRP/BTCチャートでは緩やかな下降チャートを形成しているXRPではありますが、XRPの売り注文チャートでは2018年12月24日以降レンジチャートを形成しています。対してXRP/USDの買い注文量は2019年に入り減少傾向となっています。そのため現在緩やかに下降チャートを形成しているXRPは買い注文の損切りという形で下落している可能性が高いでしょう。
現在レンジ相場となっているXRP/USDの売り注文チャートですが、その上値は徐々に切り下がってきており、トライアングルパターンへ切り替わろうとしています。売り注文チャートでも次の値動きが兆しとして見られているXRP、今後売り注文チャートで上放れが起きた場合、XRP/BTCチャートの下降スピードも上がってしまう可能性はあるでしょう。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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