発表によると、スタート時にバイナンスがクレジットカード購入をサポートするコインは以下の3種類;ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)。
購入対応フィアットは米ドル(USD)とユーロ(EUR)。クレジット購入手数料は最低10ドルで、取引額の3.5%です。ウォレットに届くまでの平均時間は10-30分と素早い特徴があります。
バイナンスCEOのジャオ・チャンポン(CZ)氏は以下のように述べています。
「可能な限り最も安全な方法で、Binanceトレーダーに仮想通貨へ迅速かつ簡単なアクセスを提供したいと考えています。Simplexと提携することで、世界中のトレーダーにとって、クレジットカードの支払いとクリプト間のギャップを埋めることができます。Binance.comで、今やクレジットカードで仮想通貨を購入して数分で取引を開始できます。」
「暗号業界はまだ初期段階にあり、世界の大部分の資金はまだフィアットのままです。フィアット・ゲートウェイの構築は、エコシステムを成長させ、採用を拡大し、より多くのユーザーに仮想通貨を導入するために今必要とされていることです。
*2月1日追記
バイナンスとシンプレックスとの提携に関する発表では、対応通貨が3種類となっておりました。その後のSimplexのツイートによると、リップル(XRP)は「近日対応」とされています。Twitter上では多くの投資家が、XRP購入を待ち望んでいる事が確認できます。
【情報元】Binance Enables Credit Card Payments Through Simplex Partnership
#XRP coming soon
— Simplex (@SimplexCC) 2019年1月31日
2014年に設立されたイスラエルのシンプレックス(Simplex)は、仮想通貨両替所ShapeShift(シェイプシフト)やChangelly(チェンジリー)で早期から暗号投資家に親しまれてきました。比較としてShapeShiftのクレジット購入手数料は最低10ドルで、取引額の5%です。昨年11月には、シンガポールの仮想通貨取引所KuCoin(クーコイン)と提携しました。Simplexは、2016年2月のシリーズA資金調達ラウンドで700万ドル(約8億円)を調達しています。
今月初め、Binanceは、英国管轄の自治区であるジャージー島でクリプト対フィアット取引市場「バイナンス・ジャージー」を開設しました。英国ポンド(GBP)とユーロ(EUR)を入金して、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を売買できます。1月2日時点のサービス対象管轄は日本を含む58か国です。また、昨年10月にウガンダで、ウガンダシリングに対する仮想通貨の取引プラットフォームをオープンしました。
バイナンスは、190を超える国と地域のユーザーにサービスを提供しています。1秒あたり140万件を超える注文を処理できるプラットフォームは、取引量で最大の仮想通貨取引所であり、世界最速水準とされています。
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