シンガポールを拠点とするCoinBeneは170種類以上の暗号資産を取り扱っており、過去24時間の取引高329億円と、市場7位の取引プラットフォームです(コインマーケットキャップ、5日時点)。
コモドの「ブロックチェーン・セキュリティ・サービス(Blockchain Security Service)」は、昨今多発する51%攻撃の脅威に対する、取引所とブロックチェーンプロジェクト向けのソリューションです。UTXOベースのプロジェクトに限定されまうが、既にGAME Credit、Kreds、Einsteinium、HUSH、SUQA、GIN Coinが導入しています。*UTXOはビットコインなど主要な仮想通貨が採用する残高管理の仕組みの一つで、二重支払いのチェックができる特徴があります。
コモド(KMD)のコンセンサスアルゴリズムは、「プルーフオブステーク(PoS)」と「ディレイドプルーフオブワークシステム(dPoW)」を組み合わせて高いセキュリティを実現します。各取引はイオス(EOS)のブロックプロデューサーと同様に、KMDを大量所有する64の公証ノードに迅速に承認されます。そして取引のスナップショットは、ディレイドプルーフオブワークシステム(dPoW)により、ビットコイン(BTC)ブロックチェーンに10分ごとに保存され、バックアップされます。
リリースによると、コモドのセキュリティシステムは51%攻撃のリスクに対処するために、このdPoWテクノロジを活用します。つまり、コモドのdPOWが各チェーンのブロック・ハッシュを公証し、10分ごとにビットコインブロックチェーンに格納するハブとして機能します。公証後、各ブロックとトランザクションは変更不可能になります。コモドのソリューションを統合した各チェーンは、ビットコインレベルのセキュリティを獲得できます。
戦略的提携には、コモドの「アトミックスワップ」技術の予備テストが含まれています。アトミックスワップは、異なるブロックチェーン間でトークンを直接取引する技術で、両方の取引当事者がプロセス全体を通じて秘密鍵の管理を保持しながら処理できます。このメカニズムは、分散型取引所の確立に必要な総合的なセキュリティをユーザーに提供します。Coinbeneは以下のように述べています;
“コモドは、アトミックスワップのイノベーターでありパイオニアとして、2014年から革新してきました。私達のアトミックスワップ・バージョン2.0は、アルファステージに入っています。これは、あらゆるコインを持ち出し可能にするようサポートします。私達の共有された流動性プールモデルは、他の取引所、ウォレットプロバイダー、流動性プロバイダーに導入可能です。これによりうユーザーや開発者は、アトミックスワップDEXのオプションを得ることになります。”
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