(TraidingViewのBTCJPY 2時間足チャート)
BTC/JPYの2時間足チャートを見ていきます。2月8日から2月9日未明にかけて大陽線を形成したBTCは節目である40万円台を一時突破し、更に20日移動平均線をも大きく上回る値動きとなりました。しかし37万6千円台から上値を40万6千円台まで伸ばしたBTCはその後オーバシュートするような形となり、徐々に反落の値動きとなっています。本日2月10日の値動きも下値を徐々に切り下げる形を継続させています。
これまでのレンジ相場から大きく上に放たれたBTCはチャート上では2018年12月24日以降から形成される下降トレンドラインも抜ける形となりました。現在調整の値動きとして下落を続けるBTCにとって、この下降トレンドラインがしっかりとサポートラインとして機能するのか注目です。
2月9日の大陽線によって移動平均線を大きく上抜けしたBTCの移動平均線乖離率は3%を上回っており今後も継続した売り圧力は加わる可能性があるため引き続き2018年12月24日以降の下降トレンドラインとの関係性に注目しましょう。
BTCの注文比率を見た場合、2月9日に急上昇した後のBTCは既に売り注文量を大きく解消した形となっています。対する買い注文量は本日2月10日以降再びそのベクトルを上向きに切り替えました。売り注文を多く手放し、買い注文量を増やしている点を考えるとBTC市場では強気相場を意識した取引に大きく切り替わったといえるでしょう。
BTC/JPYの15分足チャートを見ていきます。2月9日の急上昇後、短期的な下降チャネルに沿った値動きを見せているBTCはこのまま下降チャネルに沿った値動きをみせる場合、明日2月11日には2018年12月24日以降の下降トレンドラインに接触する可能性が生まれます。
しかし本日2月10日には下降トレンドラインに接触する前に2月8日から2月9日にかけての上昇に対するフィボナッチラインに接触する形を見せました。直近のローソク足ではフィボナッチラインに接触後、短期的な上昇チャートを形成しています。
フィボナッチラインからの反発の為、今後このままフィボナッチラインを脱することが出来た場合、BTCは再び上昇方向へ向かう可能性が高まることになるため注目したいところです。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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