BTC/JPYの2時間足チャートを見ていきます。2月9日未明までに急上昇を見せたBTCは一時40万円台を超える値動きを見せたものの、その後の反落により2月10日以降、連日40万円台目前での値動きが続いています。揉み合い相場を続けているBTCは反落後下値を39万円台まで落としました。
39万円台という価格帯は2月8日から2月9日にかけてのフィボナッチラインでもあり、2月9日の反落以降から形成される下降チャネルのアウトラインでもあります。
二つの要素から転換線として機能した39万円台接触以降のBTCは徐々に下値を切り上げる値動きへ切り替わっています。更に下値を切り上げたBTCは2月9日以降から形成される下降チャネルを上に抜ける形となりました。
下降チャネルを抜けたBTCは本日2月11日には一時大陽線を形成し、再び40万円台突破を試みました。しかし今回は40万円台を超えることは出来ず強い反発を受けています。
更に本日の40万円台突破を試みる値動きと同時にBTCの売り注文が上昇する動きへ切り替わりました。今回40万円台突破を失敗という形で終えたBTC市場では上値が重たい状況にある印象を与えたかもしれません。
今後BTCの値動きを考えた場合、下値を切り上げる形を継続させながら40万円台を再び突破できるのかという点です。下値に関しては2月10日以降からなる短期的な上昇トレンドライン及び、2月9日から形成され、本日突破した下降チャネルのラインで反発を見せるのか注目しましょう。
BTC/JPYの4時間足チャートを見ていきます。2月9日の急上昇により、20日移動平均線及び2018年12月24日以降から形成される下降トレンドラインを突破したことで強気相場への期待が高まっているBTC市場ではありますが、本日の節目突破を失敗に終えたことで、売り注文の上昇も起こっています。
2019年以降のBTCチャートを振り返った場合、トライアングルパターン形成後、大陽線を形成し、大陽線を下回る程の大陰線を形成するパターンが多く確認されています。
今回出現した大陽線では直前にはっきりとしたトライアングルパターンこそ見られてはいないという点、2018年12月24日以降の下降トレンドラインも突破できたという点こそこれまでのチャートとの相違点とはなりますが、再び過去同様のチャートパターンを形成する可能性は残されています。
基本は2018年12月24日の下降トレンドラインを突破している現在は強気相場目線で考えて良いですが、トレンドラインを割る動きとなる場合、過去のチャートパターンを形成する可能性もしっかりと頭に入れておきましょう。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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