(TraidingViewのXRPBTC 4時間足チャート)
XRPBTCの4時間足チャートを見ていきます。2018年12月以降長く下降チャートを形成してきたXRPは2019年2月21日にそれまでサポートラインとして長く機能してきた0.000082BTC台を遂にブレイクすることになりました。ブレイク後のXRPはその後も下降チャートが継続し、弱気相場が今後も継続する可能性が高まっていました。
そんな中、本日2月26日にXRPは突如大陽線を形成、価格を0.0000879BTC台まで伸ばす形となっています。本日2月26日の0.0000879BTC台は2018年12月24日以降から形成される下降トレンドライン近辺の価格帯であり、20日移動平均線とも接触する価格帯ともいえます。
多くの観点からレジスタンスラインとして機能しやすい価格帯まで上昇したXRPはその後大陽線の約半値を戻す形となり、2月21日までサポートラインとして機能していた0.000082BTC台で揉み合っています。
日本時間2月26日は米国の仮想通貨取引所であるコインベースがコインベースプロに対して仮想通貨リップル(XRP)を上場開始したと発表がありました。コインベースプロはプラットフォーム「コインベースプロ」の利用者のみが取引を行えるトレーダー向きの取引所となります。本日2月26日の大陽線形成は、この新規取引所に対するリップル上場開始の発表後に起きたものであり、強いファンダメンタル要素が関わったと考えられます。
今回ファンダメンタル要素をきっかけに急上昇を見せたリップルではありますが、その上昇は移動平均線、下降トレンドラインに反発を受けており、限定的なものとなっています。直近のローソク足では過去のサポートラインで揉み合いを受けていますが、今後サポートラインを再び割る場合、依然悲観的な相場が続く可能性があります。
しかし本日の大陽線には非常に高い出来高も形成されており、リップルの流動性は今後上昇する可能性も高まっています。まずは現在のサポートラインで上方へ反発を見せるのか注目しましょう。
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