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  • 2019/02/27
  • 2019/02/27
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

Electroneum(ETN)が80ドルのスマホを発表|韓国サムスン、GalaxyS10にdAppsパートナーを設置

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〇出典:Electroneum
エレクトロニウム(ETN)は、暗号通貨の(疑似)マイニング機能を内蔵した80ドルのAndroidスマートフォン「M1」をバルセロナで開催された「Mobile World Congress」で発表しました。チームによると、マイナー(保有者)は毎月最大3ドル(約330円)相当のETNトークンを稼ぐことができます。


エレクトロニウムは、銀行口座を持たない人々を対象としたデジタル決済エコシステムを目指しています。ネイティブな暗号通貨ETNを使用して、パンや牛乳などの日用品の購入に利用できるよう、暗号の普及にフォーカスしています。

新たなスマートフォンにより、ユーザーは銀行口座を持たなくとも、スマートフォン端末M1を使ってデジタル資産を保管、送受信できるようになるコンセプトです。M1は、iPhoneやGalaxy S10などの大手ブランドのスマートフォンの数分の1のコストで、主要な機能を利用できよう設計されています;

・主な機能
デュアルSIM
内蔵クラウドマイニング(ETNモバイルマイニングアプリ)
4G接続
8GBストレージ
前背面カメラ

暗号通貨で稼いだ月3ドルは、モバイルデータ、その他オンラインの支払いに利用できるという。エレクトロニウムはまた、南アフリカの金融サービスプロバイダで、モバイル・ネットワーク事業者のThe Unlimited社との提携も発表しました。The Unlimited社はプリペイドSIMカードを提供しています。

エレクトロニウムのCEO、Richard Ells氏は、モバイル・データの支払いにETNを利用できるようにすることで、大量採用に必要な価値をトークンに付加させる狙いです;

「私達にとって大きな一歩であり、エレクトロニウムの新しいチャプター(の始まり)です。The Unlimited社は私たちのビジョンを共有する完璧なパートナーです。私たちは南アフリカの成長を支え、国のエコシステムへ投資しています。」とElls氏は語る。

韓国サムスン、GalaxyS10にdAppsパートナーを設置

エレクトロウムと同じイベントで、韓国サムスン電子は新型スマートフォン「Galaxy S10」でビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のウォレット機能を搭載する事を発表しました。

また、プレゼンテーションではGalaxy S10の画面上にERC20トークンであるCosmee(COSM)や、ERC1155対応のEnjin(ENJ)も映し出されました。


Cosmeeはブロックチェーン対応のモバイルビューティー分散アプリ(DApp)です。コインデスク・コリアに対し、CosmeeチームはサムスンのdAppsパートナーに選ばれた事を認めたという。

「昨年から、サムスン電子ワイアレス部門のブロックチェーンチームは、商業化されたdappを探してきました。CosmochainはGalaxy S10のパートナーとして選ばれ、モデルと技術検証のために数十回も会議しました。」CosmochainのCEO、Howon Song氏は語る。

ユーザーは、S10にCOSMコインを保管したり、報酬付きのレビューなどのコンテンツを作成できるという。

一方、Enjinはブロックチェーンゲーム開発のためのプラットフォームです。ENJを利用して、トークン化されたゲーム内商品を管理します。まだEnjinとサムスンとの関係は確認できていない様です。


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