(TraidingViewのBTCJPY 2時間足チャート)
BTC/JPYの2時間足チャートを見ていきます。2月24日に46万円台から40万円台まで暴落をしたBTCは20日移動平均線で支えられた形で下落を止めました。その後のBTCは2019年2月上旬以降から形成される上昇トレンドラインに沿った値動きへ移行し、徐々に下値を切り上げる形を見せています。しかしBTCの上昇は長く続かず、2月24日の大陰線に対するフィボナッチラインである42万円台で反発を受け、短期的な下降チャートを形成することになりました。
またフィボナッチラインに対して反発を受けた後はこれまでサポートラインとして機能してきた上昇トレンドラインを割る形となり、フィボナッチラインである41万8千円台付近で揉み合いを続けています。
これまでサポートされていた上昇トレンドラインを割った現在、フィボナッチラインである41万8千円台でしっかりとサポートを続けるかが注目するポイントとなります。
今後フィボナッチラインを割った場合、20日移動平均線が次なるサポートラインとなる場合があります。その為、今後下落を意識する場合、2月27日から2月28日には41万5千円台近辺が最初に意識されるサポートラインとなる可能性が高いでしょう。上値に関しては今後もフィボナッチラインである42万円台を突破できるのか注目しましょう。
BTC/USDの買い注文量チャートを見ていきます。BTC買い注文チャートでは2018年12月中旬から2019年2月まで対照型のトライアングルパターンを形成した後、大きく上に放たれる形になりましたが、2月18日には一気に買い注文を解消した動きが見られていました。
その後は再び買い注文を溜める値動きも見られましたが、すぐに解消が見られており、チャート上では長い上ヒゲを伴うローソク足が形成されています。2月24日はBTCも暴落した時期であり、多くのロスカットが発生したと考えられます。
上ヒゲ形成後BTC買い注文量は、更なる下落を警戒しているのか上昇の動きを見せていません。上昇への動きを見せていないBTCは2018年12月20日以降から形成されるサポートラインを割ってしまうのか注目です。
対する売り注文量はサポートラインから反発の値動きも見せています。売り注文量の上昇、買い注文量のサポートライン割れはBTC/JPYチャートを更に悲観的な相場へ移す可能性もあるため注意する必要があります。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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