(TraidingViewのXRP/BTC 4時間足チャート)
XRP/BTCの4時間足チャートを見ていきます。2月25日にそれまでの下降チャートから一転して大陽線を形成しながら価格を0.0000879BTC台まで伸ばしたXRPでしたが、上昇は長続きはせず徐々に価格を下げる形を見せました。
2月25日の大陽線形成以降、値動きを収束する形を見せたXRPは短期的なトライアングルパターンを形成することとなりましたが、その収束点では強い動きを見せることなく、3月4日以降は20日移動平均線をレジスタンスラインとしてズルズルと下落していることがわかります。
また3月4日以降のチャートではレジスタンスラインを20日移動平均線、サポートラインを2月25日の大陽線に対するフィボナッチラインである0.0000809とした値動きとなっていましたが、本日3月8日には遂にフィボナッチラインを下方へブレイクする形となり、今後更に下降チャートを形成する可能性が大きく高まったことになります。
本日のフィボナッチライン下抜けにより、継続した下降チャートの可能性が高まったXRPにとって、次に意識される価格帯は2月25日につけた0.0000790BTC台ということになります。
XRP/BTCの60分足チャートを見ていきます。上記チャート内の移動平均線は10日移動平均線であり、大陽線を形成した2月25日以降からの平均線ということになります。
本日3月8日のローソク足は既に10日移動平均線を下回っていることから2月25日の大陽線後に生まれた含み益は既に残っていない状況と考えることが出来ます。
更に、2月25日以降の買い注文量チャートでは、本日3月8日時点の買い注文量よりも、2月25日の買い注文量が下回っているため、市場ではまだ2月25日以降に溜めた買い注文が残っており、移動平均線と合わせて考えると含み損として残っている可能性を考えることが出来るでしょう。
既にフィボナッチラインを下に抜けているXRPは今後も緩やかな下降チャートを形成する可能性が高まっています。今後現在残っている含み損がどのタイミングで手放されるのか考える必要がありそうです。
初めに意識される価格帯として直近の最安値である0.0000789BTC台をブレイクした場合と考えられやすく、直近の最安値割れはXRPの下降チャートを勢い付けさせるものとなる場合があるため注意しましょう。
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