(TraidingViewのBTCJPY 2時間足チャート)
BTC/JPYの2時間足チャートを見ていきます。3月4日に一度20日移動平均線を割ってしまったBTCではありましたが、3月5日にはリターンムーブを起こし、悲観相場を予測する展開を一蹴することとなりました。リターンムーブ後のBTCは2月24日以降から形成されているレンジ相場の高値である43万2千円台近辺で連日張り付いた値動きを見せています。
リターンムーブ後、レジスタンスラインの価格帯まで価格を戻したBTCは本日3月8日には2月24日以降から形成される下降トレンドラインに接触する見通しとなり、強い売り圧力が加わる可能性がありましたが、現在のところ特に目立った反応は見られていません。
このまま下降トレンドラインに影響を受けず揉み合いを続ける場合、BTCは2月24日以降の下降トレンドを抜ける形となります。しかし長期足チャートの場合、現在のBTCチャートでは下降トレンドラインを完全に抜けた形をとっておらず、本日3月8日は引き続き警戒が必要と思われます。
BTC/JPYの15分足チャートを見ていきます。3月6日以降、レジスタンスラインである43万円台での揉み合いが続いているBTC。しかしBTCの注文比率を見た場合、拮抗した揉み合いにも関わらず売り注文量が大きく上昇を続けていることがわかります。そのため現在のBTC市場では強い売り圧力を受けていることになり、注文比率を視点に入れた場合、BTCは今後下降チャートを形成する可能性が高いことが考えられます。
しかし売り注文量が上昇しているという事は同時に解消による買い圧力が加わるという事にもなります。そのため今後、現在のレジスタンスラインである43万円台を大きく上に抜けた場合、現在多く溜まっている売り注文は損切という形で解消される可能性があるということになります。
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