COIN TOKYO

  • 2019/03/09
  • 2019/03/09
  • コイン東京編集部 アオ

イーサリアム(ETH)は限定的な急落後強い反発を見せるも移動平均線は上回らず、今後の価格変動はどうなる?-3月9日チャート分析

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3月5日に移動平均線を上回った価格帯で揉み合い相場を形成した仮想通貨イーサリアム(ETH)は、移動平均線を上回ったことで、今後強気目線よりの相場観となっていました。しかしそんな中、3月8日に再び移動平均線を下回ったイーサリアムはそのまま一気に急落する値動きを見せました。
その後すぐに反発の値動きも見られましたが、依然移動平均線を上に抜けることは出来ていません。イーサリアムは今後どのような値動きとなるのでしょうか?チャートを確認していきます。

移動平均線を完全に下に抜けた仮想通貨イーサリアム(ETH)は急落後、反発も見せてはいるが、依然弱気相場目線寄りか

ETH/BTCの2時間足チャートを見ていきます。3月5日以降、20日移動平均線を上回ることに成功したETHはレンジ相場へ以降しました。
移動平均線を上に抜けたことで強気相場への可能性が高まったETHではありましたが、移動平均線でのサポートは強くはなく、3月8日には再び移動平均線を下回ることになりました。移動平均線を下にブレイクしたETHは本日3月9日にはそのまま0.0341BTC台まで大きく下落する値動きを見せています。

急落後のETHは順調な回復を見せており、本日3月9日の急落はイッテコイの形で終えたことになります。急落分をしっかりと戻したETHではありますが、未だ20日移動平均線を完全に抜けることが出来ていません。今後も移動平均線を上に抜けられない状況が続く場合、ETH市場では20日移動平均線がレジスタンスラインとして機能する可能性が高まり、相場は弱気相場寄りの目線となります。

ETHの注文比率も合わせて見た場合、本日3月9日の急落にてこれまで緩やかに溜まっていた売り注文量は解消された動きが確認されますが、それ以上に本日の急落により買い注文量が大きく減少していることがわかります。移動平均線を完全に下に抜けたETHは市場でも警戒が強まっているように感じます。

ETH市場にとって今後注目する点は、20日移動平均線との関係性ということになります。移動平均線を再び上に抜けた場合、ETH市場は弱気目線を解消する形となりますが、今後も移動平均線に抑えられた形が続く場合、ETH市場にとって移動平均線がレジスタンスラインとして機能している可能性が高まります。
既に買い注文量は大きく減少しているETHにとって、明確なレジスタンスラインは更に警戒を強める状況となり得ます。


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